避難訓練1  避難訓練2  消化器の使い方

 火災発生2分後(写真1)

火災発生3分後(写真2)

消火器の使い方(写真3)

     避難訓練・・  26日午前11時35分火災発生。A棟2階西男子トイレから白い煙(つもり)。

 「火事だ!」・・・「先生方は教室の窓を閉め、出火場所を避ける形で避難誘導を始めてください」。HRでは、担任の先生から避難経路の確認、「外へ出るときは上靴のままでいいよ。校舎内は、ハンカチ等で口をふさぎ、走らないでなどなどの注意を伝えてからの訓練です。一目さんに逃げた生徒たちが運動場北側に集合した後、九中生・職員の全員無事を確認し、その後消火器訓練をし消防署の方から講評をいただきました。火事だ!!!消火訓練

 火災発見 避難開始

 先生が報知器に走った、押した。ジリジリジリジリーンー。「火災発生!出火場所はA棟2階西男子トイレ!先生方は窓を閉め出火場所を避け避難誘導をはじめてください!」生徒指導担当職員が緊急放送を流す。うーーーーーー。非常サイレンが鳴る。教頭先生は電話に飛びつき119番を回した「火事です!」。

 「口を押さえて!」「逃げて」校舎を飛び出した生徒は、ひたすら全力で走った(写真1,2)。火災報知器が押されてから、運動場北側に全員が集合完了まで約6分だった。その後耳を澄ませて・・・消防署の方から消火器の使い方を教えていただき各クラス代表の生徒が実際に初期消火を体験した。教室に戻る生徒達の頭上に青空が澄み渡っていた(左上写真)。 

   初期消火 火事だ火事 今なら消せる ぼやですみ

 消防署の方からは、初期消火で使う消火器についても教えていただいた(写真3)。消火器の取り扱いが身を守る。まず、火災を発見したら「火事だ!」と周りに知らせ消火器を持つ。だが触るのが初めてならとまどうかもしれない。消火器はたった16秒しかもたないが初期消火なら16秒あれば十分(炎が天井まであがっていたらあきらめよう。逃げる)らしい。ここでうまく消すことができれば”ぼや”ですむのだ。

 生徒達の前に火災発生元の青いコーンが置かれた。今なら消せる。消火器の役割は重要だ。「火事だ!」九中消防隊は一斉に消火器を持ち火元に走った(写真左上)。火災を目撃しても発生元まで黄色のピンを外さないように。火元に来たらホースをはずす。必ず先を持ってから火元の下を狙え、手前から掃くようにを実践した。燃え盛るコーンに放水!飛距離は3~6mだ。消防署の方の教えを頭に入れ消火活動にあたった。ぼやですんだ。

 消防署の方「避難行動は非常に良かったですが避難する中で、一部ふざけて本気じゃない人がいました。これは、やめてください。訓練の時に本気でとりくまないと災害が発生したときにいいパフォーマンスができません。・・・火災では煙がでます。一番恐いのは煙を吸うこと。煙を吸うと一酸化炭素中毒となり身体が動かなくなります。煙は上に行くので床に近いほどきれいな空気が残っています。低い姿勢をとりハンカチで口を押さえ煙を吸わないように避難してください。」

かじりつき 火事対応に 舵をきる