学習指導研修 

学習指導研修2 

生徒指導研修 

午前研修:学習指導研修1(写真1)

午前研修:学習指導研修2(写真2)

午後研修:生徒指導研修(写真3)

小中連携  ~つながり~合同研修

 九中校区小中連携夏季研修会(校区小中連携委員会主催)が8月20日に行われました。校区の先生大集合!ということで千里コラボに多くの先生がこの指とまれと集まりました(左下写真)。校区の先生たちが顔をあわせ、ともに共通のお題を学び、ともにお昼を食べ、ともに微笑み・・小中連携研修を、九中校区はひとつの目的で実施しています。小中連携研修

 午前の研修:学習指導研修

  「これからの学び」の可能性~英語の授業を通して~ 次年度、小学校の英語教科化を踏まえ京都産業大学外国語学部 英語学科教授 難波 和彦 先生よりお話いただいた(写真1)。難波先生は、府立高校、私立の中高、大学で英語教員として勤め海外で学んだ英語教授法を実践してこられた。英語教授に関してオールラウンドプレイヤーである。「英語教授法」とはどの国のどんな環境や条件にも合わせて活用できるべきで、当然英語の授業のためだけではなく、どの教科にも応用できるヒントがたくさんある。そこで、中学校の英語科以外の教員は”意外”だったかもしれないが、「英語教授法」に関して耳を傾けたのだった。

 大学ではオールイングリッシュで教えておられるということで、中学校の英語科以外の先生方は戦々恐々?「ききとれるかな?」だったが、”日本語”で英語教授法の視点から講義は始まった。教員の役割のイメージは?花を育てる人?猛獣使いとライオン?シェルパ(登山家を助ける人)?・・・そこから、言語習得ー言語学習のモデル、本物に触れる(写真2)、教授法の変遷、教室での言語使用ーバイリンガリズムの視点から英語を英語で教えることの意義などを一気呵成で学んだ。演繹的な授業も必要だが、帰納的な授業が世界基準らしいというのが、わかった。 

 午後の研修:生徒指導研修

 「子どもを育てる」関わり~こども相談窓口からのメッセージ~ 豊中市こども相談課 森浩也課長よりお話いただいた。森課長は、社会福祉関係のスペシャリストである。2017年に警察が児童相談所へ虐待に通告した18歳未満の子どもは6万5431人(前年比20.7%増)だった。13年連続で増え痛ましい事件が後をたたない。虐待対応等の最前線で活動をしてこられた専門家の立場からのお話を伺った。こども総合相談窓口について、児童虐待について、学校生活への影響、学校生活での現れ・気付き、学校にできること、豊中市の状況、虐待を発見したら?(写真3)豊中市子どもを守るネットワーク、虐待事例・・・・圧倒的迫力のある語り口にまなこは開く。子どもたちの未来のため教師として、個人として、地域住民として、何ができるか?考えさせられる目からうろこの2時間はあっという間に過ぎた。

 お二人の先生のお話にペンを走らせマーカーをひく。音はならない。先生たちの静かなうなずきが千里コラボにひろがった。

感想:「英語の授業は訳を書いたりするイメージだったが、日本語を経由せずに英語で覚えるという学習法はとてもいいなと思いました。」「実際に直面している話を聞き現実性を感じました。様々なことに取り組み、チームで対応していきたいと思います。」

The great teacher inspires. (偉大な先生は、その気にさせる)