編み物  縫いぐるみ 制作  テディベア

 家庭科:編み物制作(写真1) 

家庭科:服の制作(写真2) 

家庭科:ティディベア制作(写真3) 

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、大阪府に4度目の緊急事態宣言が発令されました。夏休み中のクラブ活動は、感染防止対策を徹底して継続いたします。さて、東京オリンピックの行方(メダル獲得の皆さんおめでとうございます)が気になるところですが、気になるといえば家庭科部です。家庭科部ではこの夏恒例の施設見学に行くことができません。代わりに、家庭科室で全集中して作品作りに取り組んでいます。家庭科部

 家庭科部 普段の活動 

 「普段は、自分の作りたいものや、先生と相談して作るものを決めて、それぞれが作品を制作しています。例年は、調理実習、年に1回の食品施設見学、敬老の集いでボランティア活動も行っています。夏休みは部員それぞれが好きなものを制作しま。塾や習い事などとも両立しやすい・・・・」と家庭科部は紹介している。先輩と後輩の仲が良いのも特色のひとつである。

 さて、夏休みの家庭科部の活動はC棟1階の被服室でおこなわれている。換気対策をしながらクーラーを効かせているのでクールな風が心地良い。文化発表会(展示)に向けてクールな作品づくりに励む。編み物(写真1)や刺繍(左上写真)、人形の服(写真2)、ビーズによるストラップ制作、縫いぐるみ(ティディベア 写真3)等を作る。引退する3年生に向けて密かな作品作りも・・・家庭科部は指先に全集中する。

 家庭科部 夏休みの活動 デザインドット

 手芸やビーズ制作は指先が器用じゃなきゃ・・・手先が器用にこしたことはないが、家庭科部にとって一番大切なのモノをつくるのが好き!という気持ちである。気持ちがあれば集中力は続く。5×52のドットにデザインを創る。既成のデザインで作ることもあるがオリジナルもありだ(右写真 キューちゃん)。出来上がった作品はストラップやイヤリングとしても使える。ストラップは筆箱にぶら下げるのもありだ。

 5×52のドットの図案は正確性が要求される。ビーズを組み合わせていく際にひとつでも抜け落ちたらクォリティーが下がるから慎重にビーズをはめこむ。ビーズひとつのサイズは約1.6mmだ。どんどん出来上がっていくのが楽しい。ビーズならではの光沢感と立体感が魅力の「ビーズステッチ」もおこなう。ビーズをテグスに通して組み合わせるだけでストラップが出来る。ステキだ。具材は百円ショップでそろう。安価でおしゃれが楽しめる。こちらではぬいぐるみ制作だ。ティディベアは頭を形にするのが難しい、目の位置も慎重に決めなければティディベアに見えない。あちらは編み物だ。編み物の魅力はお手軽さ。必要なのは毛糸と針だけ。編み針がない場合も、指や腕を使って編むことができる。編み針もビーズと同様、百円ショップなどで道具が販売されているため、とてもリーズナブルだ。趣味は楽しくなければ続けるのが難しいもの。家庭科部で作るモノは自分が積み重ねたものが形になる楽しさを実感できる。ひとりで黙々と進めたい人も、大勢でわいわい話しながら楽しみたいという人も、それぞれのスタイルで続けることができる。作品が完成したときの達成感も格別だ。

  顧問成長の夏です。一人ひとりの形に残るモノを完成させることができる。マイペースで達成感を得ることができる活動です。これからも体験を重ね家庭科技術を向上させ元気よく活動して欲しいと思います。」

 指先に ビーズ見つめて 夏が来た