図書1  図書3  図書2

図書館の達人 調べる(写真1)

図書館の達人 表彰(写真2)

集中してがんばったで賞(写真3)  

図書館の達人 やまちゃんズ参戦  

 7月31日(金)12:00 舞台は岡町図書館です。この日豊中の気温は37度を超えニュースで報道されるぐらいの暑さでした。夏休み中の図書館は、涼しい。ふだんは、調べ物をする人や本を借りる人、受験生が勉強するなどして混雑しているのですが、この日は違います。岡町図書館は「知的探求合戦 めざせ!図書館の達人」のため貸し切りです。市内の小中学生のチームが与えられたテーマについて図書館で調べ熱くなり、熱闘「図書館の達人」を選んだのでした。

 豊中九中からは1年生の有志4人がチーム「やまちゃんズ」を編成し、図書館の達人を目指しました。

 めざせ!図書館の達人 とは、生徒同士の知的探求合戦を豊中市立の公共図書館でおこなう(写真3)。主催は、とよなかブツクプラネット事業推進委員会(お問い合わせ:豊中市教育委員会事務局読書振興課(岡町図書館内)電話06-4865-3695)という確かな組織がおこなっている。つまり、教育委員会がバックアップしてくれているので、関ヶ原にもまさるとも劣らない正々堂々とした合戦になるのは間違いない。ということで、九中でも夏休み前に募集をかけたのだった。

 チーム「やまちゃんズ」。この募集に呼応したのが、1年生の有志4人チーム「やまちゃんズ」だった。現地岡町図書館には、1年生の先生や図書館の先生、校長先生が応援に駆けつけた。この日は、貸し切りで図書の達人と関係者以外は入館できない。図書館には達人を目指すグループが約40チームいた。それぞれのチームにテーマが与えられ、九中の達人やまちゃんズが与えられたテーマは「NASA」だった。ああ、あれか。それは100万円まで税金がかからんという 少額投資非課税制度のこと?だろ。これは中学生には手強いぞと関係者は思ったが、それはNISA(ニーサ )だった。

 NASAである。こちらヒューストン~こちらヒューストン~のあのNASAである。宇宙に関心を持つすべての人たちにとって、ヒューストンに宇宙センターがあるNASAは世界で最も重要な機関の1つだ。(宇宙に関心を持たない人はNISAと間違えてしまうかもしれないが)アメリカ合衆国政府内における宇宙開発に関わる計画を担当する連邦機関NASAについて、「やまちゃんズ」は調べることになったのである。岡町図書館には、大人の部屋、児童の部屋、調べ物のお部屋などがある。NASAについて図書館のすべての本を、時計まわりでも、ひまわりでも、探しまわり調べ尽くす。情報を集める時間が80分。まとめる時間が45分。練習が15分。で、発表TIMEは僅か5分。この5分のために、140分の時間をかけるのだった。やまちゃんズは図書館を駆けた。

 制限時間いっぱいまでNASAについて調べ(写真1)ここか!というところに付箋を貼っていく。NASAに関する文献だけでなくスペースシャトルなどの関連資料も探した。あれやこれやNASAに関する膨大な情報をチームで取捨選択しすばやくまとめていく。発表のための練習は念入りに行った。発表の時間がやってきた。なんと九中はトップバッターだった。「やまちゃんズ」は、緊張のなかNASAについて調べたことを実物投影機を使ってどのように調べていったか、その結果分かったことを発表した(写真左上)。終了後、「スペースシャトルの操縦士だけはなぜ宇宙服を着ないでいいんですか?」「その理由は?」と審査委員から鋭い質問がとぶも的確に答えた。海上から、海ではなかった宇宙からいや会場から、お~とどよめきの声もあがる・・・・。

 図書の先生「これは、達人の称号はいただいたかも」いうぐらいの出来映えだった。厳正な審査の結果残念ながら「図書館の達人」の称号は逃したが「集中して頑張ったでしょう」の称号(写真2,3)をいただいた。

 集中して頑張ったで賞 やまちゃんズ