野球部1  野球部2 野球部2

野球の基本 素振り(写真1)

野球の基本 素振り2(写真2)

素振りの向こうで(写真3)

野球部4全国めざして走る

 今日は期末テスト最終日です。最後のテスト1、2年生は数学でした。鉛筆RUNRUNと走らせ、問題を必死に解き終えれば・・・ルンルンが待ってます。クラブだ!!野球部は午後から、運動場で野球の・・・あれ?、タッチフットボールの練習に励んでいました。

 タッチフットボール タッチフットボールとは、アメリカンフットボールのもつ達成感と戦術のおもしろさを、誰にでも簡単に味わえるように作られたスポーツである。

 アメリカンフットボールは見て楽しいが豪快なタックル!プレーするには危険だ。そこで、アメリカンフットボールで用いられるタックルを、ボール保持者の胴体に両手で触れる「タッチ」に置き換えたのだ。そうすることで安全に競技ができ、性別、年齢、経験不問、どなたでもどうぞというスポーツになった。1946年米国進駐軍により紹介され、・・・タッチフットボールという呼称で、大阪府立池田中学(現池田高等学校)、豊中中学(現豊中高等学校)で競技が行われていたものである(参考ウィキペディア)。タッチフットはご近所の池高や豊高が発祥の競技だった。身近に感じるなぁ、である。

 豊中九中タッチフット部 運動場は、昨夜の雨が残りぬかるんでいる。そんな中で野球部の練習が始まった。素振りだ(写真1)。また素振りだ(写真2)。素振りの向こうでは守備練習・・・ではなかった。部員が走っていた(写真3)。野球部顧問が運動場のど真ん中で叫ぶ。走れ!蹴るな!タッチ!パスを回せ!守れ!攻めろ!止まるな!叱咤激励だ。あれ?走れ!守れ!と野球部顧問が口にしても不思議ではないがタッチ!パスを回せ!とはどういうことだ。野球部は、昨今のラグビーブームにあやかり?楕円形のボールを追っていた、頑張れ!五郎丸だった。

 冬場の野球部の練習と言えば基本は走り込みである。走り込んだ距離だけ、春になると芽がでる。特に中学生は体力も伸びる時期なので、下半身が安定すると軸がぶれなくなる。つまり、走攻守すべてに渡って、オレ、速くなった?打球の飛距離伸びた?守備範囲が広くなった?ことが実感できるのだ。そのために顧問は部員を走らせる。

 だが、ただ走るだけは、つらい。そこで顧問がふっと考えたのタッチフットだ。タグラグビー用のボールを使うので柔らかい。素人でも扱える。部員を4チームに分けた。一チームは、ひたすら素振り。もう一チームは、バドミントンのシャトルを打つ練習を指示し、残りの2チームがタッチフットで対戦した。もちろんラグビーを上達するためにやっているのではない。とにかく、ボールを持ったら走れと指示を出す。とにかく走れメロスだ。6対6でやってるので、一人でも力を抜いたら他の人に負担がかかる。だから、6人全員で走れ。守るのも6人で守れ、ボールを持った生徒にとにかくタッチだ。タッチされたら攻撃が止まり、3回触ったら攻守交代をする。めまぐるしく攻守が変わった。ふふふ、顧問の思惑どおりに、野球部員は結構な距離を走った。全国目指して走る。

走り込んだ距離だけ、春になると芽がでる。