剣道部1  剣道部2  剣道部3

試合:つばぜり合い(写真1)

表彰:男子の部(写真2)

表彰:女子の部(写真3)  

   祝 創部3年目 大阪府大会初出場

 剣道4大阪の中学生剣士が「大阪一」を懸けて争う「大阪中学校剣道大会」の豊能地区大会において、九中女子剣道部は3位となり豊能地区に与えられる代表の切符を見事勝ち取りました。創部3年目にして初の快挙!九中剣道部の新しい歴史の扉を開けたのです。それも、これも先輩達の伝統を引き継ぎ、普段の練習のたまもの。そこで、この夏の剣道部を振りかえります。 

豊中総合体育大会A この夏、九中剣道部は豊中総体に向けて豊中十三中さんと合同練習を行う中でまだまだ力不足だな、を実感していた。練習で十三中さんに圧倒される場面が多かった。どうすれば気持ちを強く持てるのか、大きな声を出せるのか、ミーティングを重ねた。まず、自分達の力を自覚すること。強くないのだ。だから、10ある力の内6や7の力を発揮していてはダメだ。話にならない。話はしているが。より強くなるためには・・・10あるうちの12、13ぐらいの力を出せるようにならなけばいかん、と日々顧問は話をした。そうして迎えた8月5日、豊中市立武道館ひびきにおいて豊中総体Aが行われた。1年生にとっては初めての、そしてこれまで1、2年生を引っ張ってきた3年生にとっては最後の試合である。

 そんきょの状態から主審の「はじめ」の合図でお互いが、立ち上がり試合が始まる(写真左上)。竹刀が交わった。ぐっと力をこめる。負けない!10の力を12はだすのだ。だから十二分というのか・・・と試合中には考えない。ただ、相手から1本を奪うことのみに集中する。鍔(つば)迫り合いだ(写真1)。むむ?鍔(つば)迫り合いとはなんだ?ここで鍔(つば)迫り合いについて説明しておこう。剣道の鍔迫り合い(つばぜりあい)とは、互いに相手の打った刀を自分の刀の鍔で受け止め、押し合うこと。転じて激しい試合のこともさすのだ(ウィキペディアより)。交わった竹刀を鍔(つば)で受け止め、押し合う。ぐっと我慢し、引く。ここから技を繰り出す。メーン、胴!小手!

 10の力が11は出た。男子団体3位(写真2)、女子団体3位(写真3)、女子個人の部3位にそれぞれ入賞した。3年生は歴史を残し、引退した。

 秋季豊能地区大会 3年生が引退し、豊中総体Bでは2年生個人で入賞した。審判講習会での合同稽古のなかで、確かな力をつけつつあった。気勢が大切であることを学んだ。千里青雲高校にも足を運ばせていただいた。

 練習を積み重ね迎えた秋季大会。今年入部した1年生女子部員が健闘する。女子団体で3位に入賞したのだ。九中史上初の大阪大会出場が決まった瞬間だった。試合に出場していない生徒もコート係として試合運営に貢献してくれた。歓喜!顧問は涙ぐみそうになるが、ここでは涙を見せない。もっと先を見据えていた。今日、9月2日、剣道部は千里青雲高校に出稽古に向かった。

 夏は終わらない。剣道部の歴史が始まる。 

 

 

 

 

 大阪中学校優勝野球大会 祝 野球部中央大会出場!!