必勝うちわ 好球必打   スタンドへ挨拶

応援うちわ(写真1)

好球必打(写真2)

ありがとうございました!(写真3)  

全国大会へ 7月24日大阪の中学球児が「大阪一」を懸けて争う「第69回大阪中学校優勝野球大会(準硬式)」の地区大会決勝戦が関西電力球場でおこなわれました(下写真)。息づまる熱戦に保護者の皆さま、スタンドから熱い応援、そしてご家庭でのご支援誠にありがとうございました。九中野球部は惜しくも敗れはしましたが、野球部の夏はまだ終わりません。25日、ローズ球場にて敗者復活戦をおこない活路を見いだします。試合終了

 決勝戦を前に

 世間の皆さまには説明をしておきたい。中学校優勝野球大会(準硬式)とは中学版夏の甲子園に他ならない。準硬式は大阪にしかないので大阪大会=全国大会となる。大阪大会で優勝すれば全国制覇だ。さて、地区代表決定戦の相手はシード校の渋谷中であった。シードがつくぐらいだから当然苦戦が予想される。大会を運営する本部の先生方も苦戦が予想された。試合時間は2時間。その間記録的な炎天下のもと球児のため審判をしてくださる。選手は攻撃の時はベンチに戻り給水できるが審判には攻守がなく、公平にお裁きをくだす。だから審判の方は攻守が変わる際に給水タイムを設けられていた。大会運営をしていただく先生方には頭が下がります。本当にありがとうございました。

   決勝戦 対 渋谷中学

 前の試合が長引き、予定より一時間遅れで試合が始まった。スタンドには必勝のうちわを持った保護者や先生が陣取り声援を送る(写真1)。一時半過ぎ、ジリジリと太陽が容赦なくグランドを照りつける猛暑の中でのプレーボールだ。好球必打(写真2)。試合はいきなりの先頭打者3塁打から始まった。1回表九中の攻撃さい先いいぞ。スクイズを相手の上手い守備にはばまれた後、3番に3塁打が飛び出し1点を先制する。その裏、ヒットとバントとエラーが絡んで同点とされたがなんとかしのぐ。2回表は三者凡退に倒れる。裏の攻撃ヒット1本とバントとエラーが絡み1点を奪われ逆転を許した。3回表九中の攻撃はツーアウトからセンター前ヒットを放つも無得点。1点が遠い。3回裏、ツーアウトからフォアボール、その後レフトオーバーの2塁打で1点を失った。1対3。 ”打てよ、打てよ!”相手に打たれた!4回裏ワンナウト1,3塁のピンチにライト線を破られ走者一掃の痛打を浴びた。バントや盗塁をからめた卒のない攻撃に手をやいた。

 「流(ながれ)流流持ってこい!」流れはなかなか来ないが九中応援団、声だけは負けていない。6回表に連打で1点を返すも2対7で試合は終った。選手は礼をしスタンドに走った(写真3)。

 監督「公式戦になると、どうしても勝ちきれず、春の大会後はチームとしてもどん底を味わいましたが、中央大会をかけた地区大会ではチームとしてようやく熟成し、渋谷中を相手にいい戦いをしてくれました。チーム一丸となって最後までプレーしてくれました。負けはしましたが、6回に取った一点は次につながります。目標にしてきた中央大会出場、まだあきらめません。明日ローズ球場で大暴れしよう!」

 

合計

豊中九

0

0

0

 

 

渋谷中

×

 

 

 

 夏は終わらない。野球部の夏が始まる。