一輪車 Before  After  安全ラバー

  パンクした一輪車(写真1)

パンクしない一輪車(写真2)

蛍光灯カバー(写真3)  

 環境整備部です。8月になってもセミがミーンミーン mean♪と今日もけたたましく鳴く中、環境整備部用務係では夏休みに活動の意味を問います。普段の活動では花の水やりや剪定をおこない、生徒のお茶の用意や清掃時のゴミステーション分別の指導をされています。また校内の簡単な修理もおまかせ!生徒がいない夏休みは普段出来ない修理もおこなっています修理と分解

 黄色いタイヤと用務員さん

 一輪車は建築用語で猫車ともいう。建築現場のせまい足場をネコが通るような足場という意味で、「猫足場」というのだが、一輪車はそこを通ることが出来る車なので「猫車」と呼ばれるようになった(言語由来辞典)。九中には、猫足場はないが一輪車は必需品である。用務員さんにとっても、だ。

 九中の運動場はひろい。あちこちで剪定した枝葉を一度に大量に運ぶ。排水溝の泥を運搬する。親子草刈りの時も使う。雨でグランドがぬかるんだ時には土を運び入れる。用務員さんはほぼ毎日一輪車を使っている。そんな一輪車が九中には7台ぐらいある。そのうち、タイヤがパンクし使ったらしんどい一輪車が2台あった。夏休みに入ったら修理しよう。コーナンでいいタイヤを見つけた。パンクしない黄色いタイヤである。発泡ポリウレタンが入って空気を入れてないのでパンクしないのだ。作業に入った。一輪車を裏返し古いタイヤを外し(写真1)、新しい黄色いタイヤに付け替える(写真2)。校内で黄色いタイヤが疾走していたらそれはパンクしないタイヤだと思って間違いない。

 黄色いスズメバチと用務員さん スズメバチ 対面避けて 危回避~

 る時は用務員さんは卓球台を分解する(廃棄処分となった卓球台は鉄と木を分けないとゴミとして出せない)。またある時は生徒の危機回避をおこなった。生徒玄関前には蛍光灯が2カ所ありボールが当たっても蛍光灯が割れないようにスチールのカバーで囲っているのだが、ちょうど頭の位置にあるので、ふとした(拍子・兵士・表紙)に頭が当たると痛い。背の高い人が和室の鴨居に気づかず、毎度当たって「あ痛っ!」っと叫ぶようなものだ。清掃時など、ふと頭をあげた時に当たる可能性があった。そこで用務員さんが動いた。発泡スチロールの箱を加工して蛍光灯のサイズに合うようにBOXを作った。それを下にはめた(写真3)。これで当たっても痛くない。蜂の巣

 またある時、築山奥に入って剪定作業をしていたら左腕に衝撃的な痛みが走った。見たら黄色い虫が・・・刺されたら痛い!おっこれはもしかしたらスズメバチ!保健室で適切な応急処置をし大事には至らなかったが。これはもしやと思って付近を捜索したところツツジの木の裏高さ1mのところに縞縞の巣を見つけた。すぐに教頭先生に連絡、市の「蜂バスターズさん」が来られ撤去していただいた右写真)。校内で黄色いハチが疾走していたらそれは危険なスズメバチだと思って間違いない。

 ハチと対面したら・・・・白い帽子、衣服を着る(ハチは、黒い服におそってくる。頭や目を狙う)・身を低くする(ハチは上下の動きに弱い。地面は視界からはずれやすい)・整髪料、香水を付けない(匂いに敏感)・蜂に遭遇したら後ろにゆっくり下がりながら逃げる、手で払わない(手ではらうと攻撃していると思う)・蜂の巣に近づかない(5m以内はデンジャラスゾーン)

 夏休み 痛んだところ 直す夏