グラタンTシャツ  表彰 賞状

陸上部 グラタン!(写真1)

陸上部 男子低学年4×100m(写真2)

陸上部 近畿大会出場(写真3)  

 陸上部「夏物語」です。物語は7月23日(火) ・24日(水) 長居スタジアム大阪中学校選手権でした。今年も九中陸上部は4月から燃えて、日毎に朝練や夕練に参加する人数も増え、ライバルは自分、自己の記録がライバルと練習に励み、ついにその日がやってきたのです。九中陸上部は健闘し、そのなかでも男子低学年4×100mは3位に入り、近畿大会出場決定を果たしました。長居スタジアム

 長居スタジアムへの道のり

 陸上部の練習用Tシャツは"グラタン"である(写真1)。食べ物のグラタンではない。その心は、グランド大好き距離長距離!という意味だそうだ。そんなグラタンあこがれの地が、長居スタジアムであった。長居スタジアムは九中の運動場とは違い本格的なトラックで、これまで数々の有名選手が疾走し桐生選手も走った。九中陸上部員にも年2回ここで走るチャンスが訪れる。そのうちの1回は、6月1日におこなわれた豊能地区大阪中学選手権選考会であった(この豊能地区大会にも予選で上位8番に入らないと出場が出来ない)。そして豊能地区大阪中学選手権選考会で上位3位に入ると、長居スタジアムでおこなわれる大阪大会で”グラタン”が出来るのだ。 

 九中陸上部からは、男子低学年4×100mR、女子200m、男子走り高跳び、女子砲丸投げ、女子円盤投げ、女子走り幅跳びが長居スタジアムの出場切符を手に入れた。その中でも男子低学年4×100mが予選、決勝をタイムトップで通過し、豊能地区1位で第44回大阪大会出場を決めた!もし大阪大会で3位入賞すれば、うふふ。待望の近畿大会が待つ。

 近畿大会への道のり ~第44回大阪中学校陸上競技選手権~

 男子低学年4×100mリレーは、1走は二年生、2走は一年生、3走は、1年生、4走は2年生で行う。4人のうち、誰も個人では決勝にはいけなかった。だが、バトンを繋ぐことで自分の実力を十分に発揮出来ればいい。4×100mRチームは、予選、隼決勝、決勝と順調に勝ち進んだ。近畿は目のまえだ。ここを3位以内に入れば・・・。大会前に連日の雨で練習の出来なかった4×100mRチームは、決勝では、予選1走の生徒と準決勝1走の生徒を変えて挑んだ。普通は予選、準決勝、決勝と同じメンバーオーダーで出るのだが、九中は層が厚い。敢えて監督は、予選と準決勝の1走を変えて挑んだのだった。その心は、準決勝の1走の走りは、今までの中で一番キレのある走りをみせ、トップで2走にバトンを繋いだ。重圧を感じる中、本当に韋駄天の走りをみせてくれた。決勝では、予選で走った1走の生徒をオーダーに入れた。2走の1年生に疲労が見えたので、バトンゾーン30mの始めから走り出していた方法を15mに短くする。2走の走る距離を短くする作戦をとりこれが見事に当たった!400mをベストタイムの48.18秒で疾走、3位でゴールを通過した。近畿をつかんだ(写真2,3)。8月10日(土) ・11日(日) に滋賀の皇子山で行われる近畿中学校総体陸上大会が待つ。おめでとう!

 顧問「50期生の3年生はいつも先輩としてチームをまとめてくれました。51期生の2年生は、いつも朝一番に集合して、率先して準備を行ってくれました。52期生の1年生はいつも明るくチームを盛り上げてくれました。九中陸上部の全員が日々の練習に一生懸命に取り組み、走った人の頑張りも応援してくれました。全員の頑張りが繋がって、つかみ取ったリレー種目での近畿大会参加の切符だと思っています。3年生の集大成の豊中総体が7月30日31日に服部緑地で行われます。全員が気持ちを一つにして、挑みましょう。自分の可能性を信じて。」

 グラタンで 気持ちひとつに 走る跳ぶ