男子バレー3年生  基本はレシーブ  新チーム発足

排球部 4人の3年生写真1)

 排球部 レシーブ練習(写真2)

 排球部 サーブカット練習(写真3)  

 3年生最後の「夏物語」です。3年生は練習の集大成となる豊中総体Aが7月29日に行われました。初心者から始めた3年50期生は4人しかいません(写真1)。しかし、2年生のサポートもあり「バレー(排球)が大好きと心が叫びたがってるんだ!」という気持ちでこの日を迎えました。男子バレー総体Bに向けて練習 

 豊中市中学校総合体育大会A 7月29日 千里体育館

 排球といえばバレーである。高校バレーボールを題材にした漫画作品『ハイキュー!!(古舘春一)』はあまりにも有名だ。だが、豊中市立第九中学校には、校内知名度100%を誇るゆるキャラ、「はい!キューちゃん」がいる。「はい!キューちゃん」は、もちろん豊中市中学校総合体育大会Aの部を応援する。時は7月29日、場所は千里体育館。入賞を目指し日々練習してきた3年生部員はたった4人だが、チームワークはどこにも負けない、がんバレー!排九部。

 ユニフォームを着るのは今日で最後かもしれない・・・という思いを持ってコートに立った。初戦の対戦相手は十一中だった。緊張からか1セット目から走られた。7点を先取されてしまう。バレーは結構メンタルな部分があるので、勢いに乗れば連続得点や連続失点もざらにある。気持ちを切り替えよう。流れを変えよう。キャプテンがレフトからのスパイクを決め流れを変えた!2年生も一緒に頑張りサーブを決めた。だが序盤の失点が響き1セット目は12-25で失う。後1セット奪われたら負けだ。円陣を組み、「まだいける。2セット目は、取り返そう」と背水の陣でエンジンをかけ2セット目に臨む。意気込みがプレーに表れた。キャプテンがサーブを打ち込んだ。2年生も黙っていない。ライトからのスパイクを決め、チームに貢献する。ナイスレシーブも飛び出し勢いに乗ったまま25-19で2セット目を取りかえす。流れはこっちだ。勝敗の行方は3セット目へもつれ込む。だが、試合の流れは再び相手へ、2セット目のようにはいかなかった。次に進むことは叶わず3年生の夏が終わった。

 コーチ「3年生は今までよく頑張ってきた。ここで学んだことを活かし、次のステージへ進んでいってほしい。また、練習の様子を見に来てやってほしい。」

  豊中市中学校総合体育大会Bに向けて 8月2日 豊中市立第九中学校

 試合後、先輩から後輩たちへメッセージを送った。後輩たちはそのメッセージを受け取り、新キャプテン副キャプテンを決めた。3年生が抜け2年生が6人、1年生が12人、全員で18人の新チームである。8月24日からは総体Bの公式戦が始まる。

 8月に入って総体Bに向けての練習を始めるが、コートにはもう頼りになる先輩はいない。2年生が中心となって練習に取り組むがうまくいかず苦戦する場面も多い。だが先輩たちに良い報告ができるよう、日々の練習を頑張るのみである。バレーの基本はレシーブだ(写真2)。基本練習を繰り返す。サーブカットでセッターにボールが返球出来るようになるのが、まずは目標である(写真3)。練習後半、レギュラー陣がコートに入り、顧問が数種類のサーブを打ちわけた。何本も何本も打つ。いいスパイクが時折決まるが、サーブが決まる方が多い。顧問のナイスなサーブもありなかなかアタックまで行かないのだ。チーム作りはこれからだ。ラスト3つアタックを決めよう! ラスト3つアタックを決め総体Bへアタックだ(左上写真)。

 顧問「3年生は4人で誰一人辞めずによく頑張ってくれました。それぞれの目標も達成してよかった。高校でもバレーボール部を選んでくれたら嬉しい。1,2年生はこれからが大切です。基本練習をおろそかにせず、先輩達を越えるよう頑張ろう。」 

 かみしめる レシーブに込めた 熱き夏