大阪市中央体育館  集合写真 演奏を終えて 

中央体育館(写真1)

本番を終えて 集合写真 (写真2)

本番を終えて ホッとした瞬間(写真3)

マーチング&吹奏楽  2019年9月23日(祝・月)朝潮橋にある大阪市中央体育館で、参加数日本一をほこる第47回関西マーチングコンテストが開催されました。台風17号の進路も気になりましたが、関西マーチングコンテストに圧倒され遠慮したようです。さて、九中吹奏楽部は、3年連続での関西マーチングコンテストに出場です。30m四方の大きさの場所で6分間の演奏、廊下や朝練等で積み重ねた練習の成果を見せる時、”一音入魂”で会場を圧倒しました。第47回関西マーチングコンテスト

 二兎を追う物は・・・二兎を追う者は一兎をも得ず(同時に二つのことをやろうとすると、結局はどちらも上手くいかない)と世間ではいう。しかし九中吹奏楽部は違った。吹奏楽コンクールとマーチングコンテストの両方を追う。それは、顧問の考え方にあった。コンクールが大きなホールで開催され、シビアな部分もあるが、マーチングは体育館での開催である。それも楽器を演奏しながらの行進、曲の雰囲気に合わせながら隊形を作り音楽を奏でる。難しい部分もあるが身体を使っての演奏は超ー楽しい!音楽は楽しくあるべきもの、楽しく演奏をして欲しいという願いからであった。日々の練習の成果で、コンクールで関西大会出場、マーチングでも関西大会出場!吹奏楽部は「二兎を追い」、二兎を得たのである。

 コンテスト当日九中マーチング隊は朝8時30分から九中グランドにいた。数時間後には本番だ。少ない練習時間は集中力で乗り越えた。もう、本番やるしかない。 

 第47回関西マーチングコンテスト NO20豊中市立第九中学校 

 中央体育館付近には、「競う(写真1)」の文字が踊る。マーチングは競う大会なのだと実感する。約20分間のチューニングルームで音出しを終えリハーサル室へ。関西マーチングコンテストでは一回だけサブアリーナでリハーサルができ、これが最後の練習となった。「九中さーん。リハーサル(写真左上)終わりですよ」緊張感が高まる。ドアが開く。部長「We are only one!」のかけ声!体育館の中へ走りこむ。ドラムメジャーが位置を確認した。楽器を構える合図の笛がなる。ハラハラ、いや心臓がどきどき。 

 本番 1曲目「オリンピック スピリット」のファンファーレが奏でられた。この曲でマーチングの3つの規定課題のうち2つを行う。1つ目が30m四方の一周パレードである。足並みがピタリとまではいかないが、なんとか大きな破綻もなく終了。ほっ。次の規定は中央のラインに沿ってのUターン。左右の足が逆になる、ラインが乱れる・・・でも、一生懸命の演奏演技は続く。2曲目の「TIME TO SAY GOOD BYE」で3つ目の規定課題、32拍間の足踏み演奏。3曲目の「GET IT ON!」が始まる。ここからは規定課題もなく、自由に演奏演技できる。ステップを踏む、曲に合わせて楽器の上げ下げ、柔らかなメロディーを表現するために楽器でゆっくりと円を描く。最後は全員が前に詰める。「ヤッ!」の掛け声で終了した。 緊張は解き放たれ笑顔、笑顔。生徒たちの表情は明るい。演奏終了後すっきりした表情で集合写真(写真2)、やりきった感満載で写真撮影を終えた(写真3)。保護者「ここに連れて来ていただき感無量です。」

 審査発表 全ての演奏演技が終了し、審査発表の時間となった。賞が発表されるたびに歓声上がる。「プログラム20番 豊中市立第九中学校 銀賞!」。練習時間が足りず最後の最後まで不安なままのマーチングコンテストだった。でも学んだことは大きい。「心は一つ! オンリー ワン!!」九中のマーチングのテーマ。座奏では感じることのできなかった学びが、マーチングにはいっぱいある。

マッチング 心はひとつ マーチング