優勝トロフィー  男子一番手  男子二番手

テニス部:目指せ優勝!(写真1)

テニス部:1回戦1試合目(写真2)

テニス部:1回戦2試合目(写真3)

豊中市総体男子テニス   7月30日豊中のテニスプレイヤーが「豊中一(写真1)」を懸けて争う「豊中市中学校総体ソフトテニスの部男子団体戦」が服部緑地テニスコートにおいておこなわれ、熱い戦いをくりひろげました(写真左下)。テニスの団体戦の試合は、3ペアが戦い2本勝てば勝ちとなります。豊中総体 1回戦

 服部緑地公園テニスコート

 服部緑地は蝉(セミ)の宝庫である。あちらこちらでセミがけたたましく鳴く。鳴き声がテニスコートまで響いている。ミーンミーンやらジージーやら・・・・。けたたましく聞こえてくれば、夏の総体シーズン(テニスの部)到来だ。セミは地下に数年間いて、幼虫はやがて成長しサナギとなり、夏、地上にはい出してきて皮を脱ぎ、夜の間に成虫となる。この蝉の脱け殻を「空蝉(うつせみ)」といい夏の季語ともなっている。高浜虚子のお弟子さんで阿部みどり女(1886~1980)という方が、「空蝉のいづれも力抜かずゐる」という句を残した。羽化したばかりのセミは新たな生に挑戦をしているようだと。

 今まさに九中男子テニス部3年生は、練習にはげみ成長した姿を服部緑地テニスコートに現し、セミの声援を後押しに総体団体戦に挑戦する。

 男子団体戦 

 1試合目:団体戦初戦の相手は手強かった。試合前の練習ラリーで相手の力量を図るのだがいいボールを打つ。上手い。負けるかも・・・チームに暗雲がたちこめる。だがサーブ権(写真2)をとり好プレー続出で1ゲーム目をキープしその懸念を払拭していく。2ゲーム目になると相手前衛のナイスボレーを何本もくらった。打ち込んでも相手の粘り強いコートカバーリングで返球された。そこをあきらめず相手の球筋を見極め逆を突く。ここぞでサービスエースもとびだし、3ゲームを奪い勝ちきった。勢いにのり二番手(写真3)、三番手ともしっかりと攻めた。こうして相手の防御を崩し初戦をものにしベスト8進出を決めたのである。

 準々決勝:豊中九中 1対2 豊中十一中 ここを突破すれば表彰状だ。一番手は、初戦の調子を維持ししっかりと自分のボールを打った。だが相手のレベルも高い。ファイナルにもつれ込む熱戦となったが勝ちきった。二番手もこの勢いにのって・・・といきたいところだったが相手のボールが強い。攻めて来る。強打!強打!甘く返球したところを相手前衛がポーチに飛び出しボレーを決められた。ストローク力戦でも相手が1枚上なのか。味方とセミの応援に後押しされ時折ポイントを奪うもゲームは相手に支配された。勝負の行方は三番手に・・・善戦するも、優勝トロフィー奪還は来年に持ち越された。

セミの声 つながるラリー 足動く