チャレンジスピリット  試合に向けて練習  女子卓球

卓球部 合い言葉(写真1)

 日々練習(写真2)

 数多く球を打つ(写真3)  

 卓 女子  女子卓球部3年生最後の「夏物語」です。3年生の練習の集大成となる豊能団体戦と個人戦が7月中旬に行われました。チャレンジングスピリット(写真1)を合い言葉に結果は予選リーグを1位で通過し決勝トーナメント3位、個人では優勝をはたし、「卓球が大好きと心が叫びたがってるんだ!」という気持ちで大阪大会に駒をすすめました。大阪大会を終えて 

 夏季豊能地区大会 ~決戦会場は箕面第一中学校

 日本の卓球はレベルが高い。最新の卓球世界ランキングでは、トップテンに石川、平野、伊藤選手と3人が世界に羽ばたいている。7月15日日曜日、大阪へ羽ばたけと「夏季豊能地区大会」が開かれた。九中が目標としていた大阪大会への切符(ベスト4以上)を何としても手にいれるのだ。予選リーグは苦戦しながらもなんとか1位通過ができた。厳しい試合になるにつれ応援やアドバイスに熱が入り、ダブルスではお互いの絆が感じられた。

 チームワークよし。九中は今年度、十一中、十六中に続き3位と苦杯をなめていた。優勝に手が届きそうで届かないのだ。今回は”優勝をして大阪大会に行くぞ!”気合いを入れ決勝トーナメントに臨んだ。勝ち上がり決勝進出をかけライバル十六中戦を迎える。去年は雰囲気から圧倒されていた。しかし、今年の九中は違う。豊能地区一位の実力を持つエースを中心に力をつけ、日々練習し(写真2、3)校内で切磋琢磨しいくつもの試合を経験し自信をつけてきた。そして勝ちたいという気持ちは誰にも負けない。技術だけでなくメンタルでの成長も感じられた。

 卓球団体は五本勝負。1試合3セットを取ると価値ある勝ちとなる。十六中戦は1勝1敗の後、ダブルスとフォース(4番手)の試合が手に汗を握り白熱した。両試合とも2-2、ツーセットオールで並び、最終ゲームもデュースにもつれた。試合は緊迫した接戦となりあと2点先に取れば勝ちだ。応援と気合が凄さを増す。・・・あと少しもう少しの所で惜しくも敗れた。が、本当にすばらしい試合となった。十六中は勢いに乗り決勝も勝ち優勝を果たした。優勝校と互角に渡り合った九中である。胸を張っていい3位である。世界3位の石川選手はピンチになると「勝とうとしてんの?」「しっかり自分のプレーやって!」と自分に言い聞かせるように声に出し、自分と対話をし自分に”喝”を入れると言う。九中はもう少しの所まで、栄冠に輝くところまで成長していた。この敗戦を糧に九中女子卓球部は大阪大会に挑む。翌日の個人戦も奮闘した。個人戦はエースが優勝をはたし、大阪大会出場を決めた。

 大阪大会 ~決戦会場は大阪府立体育館~

 そして、大阪大会。チームは大阪大会団体戦に向け気持ちを切り替える。団体戦会場は以前全国大会も行われた大阪府立体育館(エディオンアリーナ)だ。今年は地震の影響もあり会場が変更になった。広い。ここに大阪府下から代表48の中学校が集まり優勝を目指す。ピカピカの床にみんなの笑顔がキラキラと光る。まずは、一回戦だ。和やかな表情で試合に臨んだ。ほどよい緊張感がラケットに乗り移る。チーム一丸となって戦い一回戦を突破した。二回戦はシード校南河内一位の中学校だった。ここはさすがの流石だ。層も厚く雰囲気からして違う。こちらが優位な時はもちろん劣勢になっても崩れない。健闘はしたものの惜しくも、32の壁は突破ならず。豊中総体に参加するメンバーもいるが、ここで九中女子卓球部の夏物語に一区切りがついた。大阪大会を終え気持ち新たに練習に取り組む(左上写真)。

もうひとつツーセットオールあとひとつ