3面展開 ボレー   ナイスプレー

庭球部 準々決勝(写真1)

庭球部 前衛攻撃!(写真2)

庭球部 ナイスプレー!(写真3)  

 庭 女子  女子庭球部3年生最後の「夏物語」です。3年生は練習の集大成ともいえる豊能AB戦(団体戦)に8月2、3日と臨みました。結果ベスト4まで進出し待望の賞状を得しました。ほとんど初心者で素振りから始めた3年49期生も、いつしか「庭球が大好きと心が叫びたがってるんだ!」という気持ちで今日を迎えたのです。決定ベスト8 

 HP実況中継・・・2日 服部緑地公園 

 団体戦は3ペアが出場し2ペアが勝てば団体戦勝利となる。初戦は一六中Aとの戦いだ。総体ではベスト4に入った強豪である。試合が始まった。九中テニス部はいつもエンジンをかけるのが遅い。一番手ペアが接戦の末落とした。このままズルズル行くのか?と思ったらこの日は違った。総体での2回戦負けが”薬”となったのか。二番手、三番手が奮起する。二番手ペアは本来の調子を発揮し試合が進むにつれ足も動きだす。球際のボールをよく拾い相手のミスを誘い3ゲームを奪い勝利を呼び込んだ。三番手ペアも勢いにのり勝利し、2-1で2回戦進出を果たした。

 エイトがけの試合は時間の都合で3面展開同時進行となった(写真1)。一番手ペア、二番手ペア、三番手ペアすべてがコートに入った。気合いで挑む。だが気持ちだけで勝てないのがテニスでもある。練習に裏付けされた技を出すのは、今だ。三番手ペアが何気に戻って来る。どうした負けたのか?と思ったら勝っていた。もっと喜んでいい。あとは一番手ペア、二番手ペアのどちらかが勝てばいい。コートでは前衛のスマッシュが決まる(写真2)。ナイスプレーにハイタッチ(写真3)!三番手ペアの勝利は、コートで戦う一番手ペア、二番手ペアに勇気を与えたのだ。熱戦、一番手ペアが勝った。ベスト8進出を決める!二番手ペアはその頃ファイナルにもつれ込んでいた・・・危ないところだった。ベスト8が出そろった(写真左上)ところで日没により続きは今日3日、試合会場は豊中八中へと移すことになった。

 HP実況中継・・・3日 豊中市立第八中学校

 試合会場を豊中八中へと移す。相手は強豪豊中四中Bである。一番手ペアは壮絶な戦いの末敗れた。二番手ペアチーム積極的なプレーが随所に出る。冷静にフォア、バックとも打ちにいく。日々の積み重ね、相手よりも1球多く返した。ファイナルまでもつれ込んだ末勝った。首の皮一枚を三番手につなげた。三番手は2ゲームを連取する。ていねいにていねいに試合を運んだ。ダブル”後衛”で逃げ切った。”光栄”だ。越えられなかった8の壁をこえ決勝戦をかけた試合は善戦するも・・・。だが、りきった感はあった。後輩たちにつながる試合になったのは確かだ。

 顧問「最後まで諦めずに頑張る姿に感動しました。3年生はこの3年間で着実に力をつけ、ファイナルにもつれ込んでも勝ち切れるようになりました。最後の大舞台でベスト4という結果は努力の賜物です。一緒にテニスが出来て本当に幸せでした。2年生も、他校の3年生と打ち合える、そして勝てる力を持っています。また、ここから一緒に頑張っていきましょう。1年生の応援の声も、3年生の背中を押してくれました。頑張る人を応援することが出来る。そんなチームにしていきましょう。」

かみしめる 一球に込めた 熱きプレー