NEW ウォータークーラートップ3  練習終了  ウォータークーラーへ

NEWウォータークーラー(写真1)

練習終了(写真2)

ウォータークーラーに向かう(写真3)  

  蹴 男子  今年の夏は「サッカー」が燃えていました。4年に1度のワールドカップではフランスが優勝しましたが西野ジャパンも流石(さすが)でした。悲願のベスト8が目の前まで来たのですから。さて、九中サッカー部です。頼れる3年生を中心に4月から大阪1位をめざし、吉岡ジャパンが船出をしていました。練習中

 大阪(中央)大会への道 前半

  大阪優勝までの道のりは険しい。4月の予選1次トーナメントから物語は始まった。選手権豊能地区予選1次トーナメントを(望外・妨害・後悔)の1位で突破し、シード権を持てたことが大きかった。続く2次トーナメントはワールドカップの2次予選みたいなもの。1次予選を勝ち抜いた強豪チームしか参加できない。この2次トーナメントで3位以内に入れば・・・、晴れて大阪選手権大会(中央大会)に出場できるのだ。

 シード権を得たためベスト8から始まる九中初戦の相手は”彩都の丘学園”であった。6月9日、修学旅行から帰ってきた翌日の試合・・・疲労と調整不足が心配であったが、今まで地道に練習してきた自信と、修学旅行を思う存分楽しんで帰ってきた勢いがあった。ここで3年生はベスト8の壁を突破したのである。

 ベスト4で戦う相手はお隣”豊中十一中”。今まで何度となく対戦してきた良きライバルである。これに勝てば、中央大会の切符だ。試合が始まった。いつもの攻撃に陰りが見え上手く噛み合わない。むしろ攻められボールを支配された。が、ディフエンスを中心に守り抜きこのまま同点のスコアで終わりPK戦となった。PK戦では負けたことが一度もない九中である。いける、と思ったのもつかの間優勢ではあったものの、もつれにもつれ敗れた。もはや後がない。

 大阪(中央)大会への道 後半 ~蝉時雨 かき消すシュートの 砂煙~

  追い込まれた九中は3位決定戦にまわる。勝てば中央、負ければ終わり。3位決定戦を背水の陣で望む。相手は豊中三中。今まで負けたこともある強豪だ。緊張感が高まる。試合の入りが悪い。前半途中で1対3とリードを許し九中イレブンは精神的にも追い込まれていく。今まで多くの試合で得た経験と練習量を思い出せ。あきらめずに攻め返せ。ゴール!ゴール!を決めた。前半終了の段階で4対3とスコアをひっくり返し勢いにのる。点の取り合いを制し中央大会の切符を手にした。

 中央大会は大阪の全地区(約400校?)からしのぎを削ってきた強豪校32校のみ参加する大会である。初戦の相手は7月15日千里丘中学に決まった。試合会場はJ-GREEN堺という、人工芝のピッチがいくつもある壮大なサッカー場なのが嬉しい。直射日光が降り注ぐ猛暑の中、フィールドを走った。蹴った。奪った・・・。この試合を迎えるまでたくさん練習をした。朝練をした。生徒会アルミ缶回収&PTAに寄贈していただいたNEWウォータークーラーでいっぱい冷水を飲んだ(写真1,2,3)。熱中症を予防しサッカーに熱中する。3年間の練習が頭をよぎる。

 顧問「中央大会は自分たちの良さを発揮できませんでした。ただ、生徒達はとても良い経験ができたと自負しています。今は引退前の最後の大会となる、豊中総体Aを戦っているところです。引退に向けて、3年生全員で、自分たちだからこその、練習の雰囲気や楽しさを噛みしめながら汗を流しています(左上写真)。最後の大会、後悔無くやり切って欲しいです。」

未来へとつながるパスが蝉時雨