演奏を終えて  演奏を終えて 談笑  演奏を終えて 保護者 

演奏終了後:記念写真(写真1

終了後:パート別で写真(写真2) 

終了後:保護者の皆さま(写真3) 

 銀   8月23日、「第69回関西吹奏楽コンクール」が尼崎市総合文化センターでおこなわれました(下写真)。3年前に創部以来初の関西大会出場を果たした九中吹奏楽部は、4年連続出場を目標に日々練習に取り組み、その甲斐あって今年も大阪府代表の座を獲得しました。保護者のみなさま、関係者のみなさま、尼崎まで足を運んで応援してくださり、本当にありがとうございました。記念写真 演奏を終えて

 尼崎市総合文化センター再び 

 えっ?コアな吹奏楽ファンは疑問に思ったに違いない。昨年も兵庫だったじゃない。ということは、今年は奈良か?京都か?和歌山か?持ち回りじゃないの。なのに、あなたは兵庫へ行くの♪今年も兵庫とはこれいかに?それには深ーい理由があった。本当なら和歌山県民文化会館で開催される予定だったが、工事の為今年も兵庫県で開催される運びになった。そんなこんなの理由で2年連続兵庫開催なのである。

 出演順は3番を引いていた。結構はやく学校を出発し8時20分に到着した。チューニングをおこない、ドキドキな本番が始まる。演奏は課題曲と自由曲の2曲だ。自由曲の「約束の大地~チンギス・ハーン」は3年前に九中吹奏楽部が初めて関西大会に出場した時の自由曲になる。東アジアを征したモンゴル帝国の、勇壮な姿、原野を駆け巡る騎馬、そして、チンギス・ハーンの死を乗り越え、繁栄していく。この音楽が、あまりにも悲しく、激しいものだと理解したうえで、情景を思い浮かべ演奏をするハートのみ、それ以外に音楽は語れない。

 12分後すべてが終わった。割れんばかりの拍手!演奏後、当日会場に来た部員全員で写真(写真1)をおこなった。コンクールは出演した49人だけで語られるものではない。その陰で涙し、当日舞台にあがる49人のためにお手伝いをしたメンバーがいる。コンクールには無縁だった1年生も、来年にはこの舞台に臨む気持ちを持って、先輩たちの演奏を鑑賞し記念写真におさまる。感涙の保護者のみなさま(写真3)はカメラを構える。パート全員での写真撮影(写真2を終えたら、お片付けの時間だ

 エピローグ 審査発表は14時05分から。・・・アナウンスが流れた。「プログラム3番 豊中市立第九中学校 銀賞!」・・・ホール内での審査発表を聞きホール前に集合した。「お疲れ様。」顧問の口から一言と笑みがこぼれる。「明日と明後日は休み。宿題がまだ終わってない人!手を挙げて!」恥ずかしそうに数名の生徒たちが挙手をする。演奏ではもうあがらないのに・・・保護者の方に微妙な笑いがひろがった。「二日間は宿題デーです!!」と顧問から一喝だ。

 顧問「コンクールの舞台にあがる、あがらないは関係なく全員で楽器を運び、全員で今日を迎えられたのが何よりでした。4年連続で関西大会に出演でき、ただただ生徒たちや保護者の皆様、関係者の方々に感謝しています。続けて出演を重ねることが大事なので続けることの難しさや意味を、生徒たちに感じ取ってもらえたらありがたいです。次は大阪府マーチングコンテスト!九中らしい演奏・演技が出来るよう練習を重ねたいと思っています。」

銀賞に 次へと続く 姿見る