大阪市中央体育館  チューニング  リハーサル

電光掲示板(写真1)

チューニング中(写真2)

本番直前 リハーサル(写真3)

 関西大会への道 マーチング&吹奏楽   2017年9月23日(祝土)朝潮橋にある大阪市体育館で、参加数日本一をほこる第45回関西マーチングコンテストが開催されました。九中吹奏楽部は6回目のチャレンジで初めて関西マーチングコンテストに出場します。夏のコンクールが大きなホールで開催されるのと違い、体育館での開催・・・・・それは、楽器を演奏しながらの行進、曲の雰囲気に合わせながら隊形を作り音楽を奏でることがマーチングだからこそなのです。台風の影響もあって30m四方の大きさの場所で練習できたのは、今朝の2時間だけでしたが廊下等で積み重ねた練習の成果を見せる時が来ました。関西マーチングコンテスト

 本番当日の朝 

 さて、午前中は九中のグランドで8時前からライン引き。20分ほどで引き終わる。練習を始めた8月末には40分ほどかかっていたが今ではいつでも体育大会ライン係になれる腕前となった。さぁ貴重な時間はマーチングの腕を磨く。動きもマイナーチェンジしており不安なまま練習が開始された。練習不足は否めない。止まるべき場所で止まれず動き出すタイミングもばらばら。8人が横一列に並んで歩くときも、列が乱れ同時にグランド上のラインを踏みタイミングもずれる。不安が募る。一時間が過ぎた。休憩が入り校舎内での音だしも含めて30分後に再開する。楽器の大きさや重さの影響で一人ひとりの間隔が揃わない。心配が募る。もう、本番やるしかない。 

 大阪市中央体育館 

 11時30分にバス乗車、総勢 73 人で大阪市中央体育館に向かう。体育館入り口のところに大きな電光掲示板が光っていた。本日の行事「第45回関西マーチングコンテスト」の文字が輝く(写真1)。さすが大阪を代表する体育館だ、関西レベルの大会だと実感する。到着後腹ごしらえをしてから、会場内を見るため観客席を一周する。戻ってすぐに楽器を出し待機場所へ移動。約20分間のチューニングルームで音出しを終え(写真2)、リハーサル室へ。関西マーチングコンテストでは一回だけサブアリーナでリハーサルができ、これが最後の練習となった。「九中さーん。リハーサル(写真3)終わりですよ」緊張感が高まる。ドアが開いた。部長「We are only one!」のかけ声!体育館の中へ走りこむ。ドラムメジャーが位置を確認した。楽器を構える合図の笛がなる。 

 本番 1曲目「オリンピック スピリット」のファンファーレが奏でられた。この曲でマーチングの3つの規定課題のうち2つを行う。コーナーの曲がり方をマイナーチェンジした部分・・・・横4列が8列に隊列変換しコーナーを曲がる。なんとか大きな破綻もなく1周のパレードが終了。ほっ。次の規定は中央のラインに沿ってのUターン。左右の足が逆になる、ラインが揃わない・・・でも、一生懸命の演奏演技は続く。2曲目の「TIME TO SAY GOODBYE」で3つ目の規定課題、32拍間の足踏み演奏。3曲目の「GET IT ON!」が始まる。ここからは規定課題もなく、自由に演奏演技できる。ステップを踏む、曲に合わせて楽器の上げ下げ、柔らかなメロディーを表現するために楽器でゆっくりと円を描く。最後は全員が前に詰める。「ヤッ!」の掛け声で終了した。 

 審査発表 緊張は解き放たれ笑顔、笑顔。生徒たちの表情は明るい。短期間の練習時間で臨んだマーチングコンテストだったが、やれることはすべてやった。 全ての演奏演技が終了し、審査発表の時間となった。賞が発表されるたびに歓声上がる。「プログラム8番 豊中市立第九中学校 銀賞!」。最後の最後まで不安なままのマーチングコンテストだった。でも学んだことは大きい。「心は一つ! オンリー ワン!!」九中のマーチングのテーマ。座奏では感じることのできなかったことが、マーチングにはいっぱいある!!。

マーチングで 学んだことを いろいろな 場面で活かす 吹奏楽部