道  表彰  剣道部1

剣の道を極める(写真1)

 優勝・3位表彰(写真2)

豊能団体準優勝(写真3)

メーンが決まる!  ~ 大阪大会へ

 教育基本法では、教育の目標として「伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛するとともに、他国を尊重し・・・」と規定されています。剣道部は、日々伝統と文化を尊重し鍛錬しているのです。

 剣の道を・・・剣」の道(写真1)は険しいんだぜ、と人はいう。どれぐらい険しいのか。斜度は40度ぐらいあるのか。そもそも道とはなんだ?辞書を引くと「ある地点に着くまでの距離」とある。どこまでの道のりなんだと新たな疑問もわく。「君の行く道は 果てしなく遠い♪だのになぜ 歯をくいしばり君は行くのか そんなにしてまで♪」と森山直太朗も歌っているから、けっこう遠くて厳しいのは確かだ。また高村光太郎も、「僕の前に道はない 僕の後ろに道は出来るああ、自然よ 父よ・・・」と詩っているから、道は自分で切り開かねばならない。

 剣道部では、歯を食いしばり自分の道を切り開くべく「自分で考える」「本気でやる」を合言葉に、夏休みも稽古に取り組んできた。豊中には多くの有名選手を輩出した道場が多い。本校の生徒はといえば、ほとんどが初心者であった。そんななか、夏休みに豊中総体、28日には豊能地区大会に出場した。

豊中総体B女子個人優勝・三位(写真2) 豊能地区大会 女子団体 準優勝(大阪府大会出場決定 写真3)

 B大会優勝したのは・・・本校の副部長だ。2度の骨折にもめげず、剣道に対する熱意が人一倍強い。3位の選手も負けていない。前日まで疲労骨折でドクターストップがかかったのだが、なんとか許可を受けて出場した。試合は、気合十分の試合運びで普段の練習の成果が随所にあらわれた。面やら小手やら胴やらをちりばめ、どうやら勝ち進んだ。合同稽古でお世話になった千里青雲高校の生徒達の力も大きい。感謝の言葉しかない。

 本校剣道部設立5年目にして初めて大会での優勝だった。(B大会:中学校から剣道を始めた1・2年生が出場できる。)B大会の勢いのまま、翌週の豊能大会団体戦に突入する。団体戦は5人制で3人が勝利するか勝ち数で相手を上回れば勝ちとなる。団体戦で一番重要なのは先鋒、中堅、大将だ。先鋒中堅までで流れをつくり、もしもの時は「大将」に命運を託す、あんたが”大将”まかしたぜである。一回戦は期待通り先鋒、中堅、大将が勝利し、次鋒と副将が引き分けて3-0で勝った。

 顧問「それぞれの選手が自分の持ち場で力量を発揮した結果、決勝まで駒を進めることができました。決勝は全国大会にも出場している強豪校で、0-4(1分け)で完敗でしたがとても良い勉強になりました。10月の府大会に向けて後一カ月稽古に励んで、剣の実力をあげなければなりません。」

挑戦し、学び続ける 剣道部顧問