パンフレット  3000人  3000人フィナーレ

パンフレットより(写真1)

豊能地区の演奏が始まる(写真2)

フィナーレ(写真3)  

 テストが終わり昨日からクラブが再開です。実はテスト前の6月24日(土)京セラドーム大阪で第57回「3,000人の吹奏楽」が開催され、届けたい音楽がある(写真1)ということで九中吹奏楽部もこの晴れ舞台を踏みました。豊能地区の合同バンドは、池田市、豊中市、箕面市の小中学校20校約800人で構成されており、このように、三市による合同バンドでのマーチングは例がなく、4年前に全国のマーチング指導者が見学に来られ全国的に注目されているイベント(写真下)なのです。京セラドーム

 準備万端リハ。緊張感。

 九中吹奏楽部は今年も出演順は一番!本番当日、朝早くから地下鉄に揺られ8時過ぎには京セラドーム大阪に到着した。えっ?本番は3時からなのに、「何でそんなにはやいの?」世間の疑問はもっともだが実は本番前にリハーサルがあるのだった。リハーサルは9時から始まった。豊能地区のリハーサルを終えるとフィナーレのリハが待つ。

 楽器をケースに片付けライトを持っての演技だ。「ディズニーメドレー」の曲に合わせ、ライトを付け点滅させ、テンポに合わせて振る。真っ暗な中でのリハはまさに光のページェント!わくわく緊張感が高まる!リハが上手くいけば安心だ。きっと本番は素敵だろうな。

 迎えた素敵な本番。一体感。 

 800人がグランドに立つ。曲が始まった。タイトル名は「大切な君へ。」。どんな辛い時も、苦しい時も友達や家族、いろんな人に支えられて今日まできた。音楽でひととき心癒される時間があり、前を向く気持ちになれた。そんな想いをこめて「世界に一つだけの花(写真2)」「夢をかなえてドラえもん」「GUTS!」「友~旅立ちの時~」の4曲を演奏していった。最後に「FOREVER FRIEND」人文字が浮かび上がる。九中生は、「FRIEND」の「R」を担当し「友~旅立ちの時~」のメロディーに乗せて約60人で完成させる。

 各校の宿泊行事、定期テストの合間をぬっての練習の成果が現れた瞬間だ。中学生のしっかりとした演奏、小学生の元気な唄と振り付け、一年生による光の演技と、練習を通じても一番の演奏、演技で締めくくる。残るはフィナーレのみ。リハーサル通りに光のページェント(写真3)も感動的に終了・・・・。言葉にできない一体感が球場を包み込んだ。

 演奏の音色は正直だ。日常的な自助努力こそが納得のいく音を生み出す。期末考査を終え今日もまた、吹奏楽部はパート練習、個人練習に励む。16日には「新田南祭り」25日は豊中市サマーフェスティバル、27日は箕面自由学園でハッピーコンサートに出演する。コンクールは昨年大阪府代表になった。今年は地区大会はシードで、8月11日の大阪府大会に向けての練習が本格化する。コンクールに出場出来るのは50名のため、校内オーディションが行われる予定である。結構厳しい。選ばれるためにも練習をおこたらない。

 顧問「最後の最後『さよならマーチ』のエンディングで、低温花火が轟音を上げ、今年の『3000人の吹奏楽』も終演し、それぞれの生徒の胸には、感動と思い出が刻まれたようです。感ずるべきものに感ずる人間であって欲しいですね。来年度も本校吹奏楽部は『3000人の吹奏楽』に参加いたします。また来年、大きな感動を生徒たちの胸に刻み込めたらと、これからも日々の練習に取り組みたいと思います。」

胸響く 君のメロディー 夏が来る