メイシアター  吹奏楽2

吹奏楽3

吹田メイシアター(HPより 写真1)

ホール館内入口(写真2)

3年連続金賞写真3)  

吹奏楽4 大阪府吹奏楽コンクール  

  ー10分間の演奏ー  8月4日(火)舞台は30周年を迎えました吹田市メイシアターで(写真12)第55回大阪府吹奏楽コンクール(地区予選)がおこなわれました。生徒のモチベーションをあげる!技術の向上をはかる!他校との交流を深める!ことを目的に九中吹奏楽部は5年前からコンクールへの道を歩んでいます。昨年の吹奏楽部は、金賞を受賞(左写真)し府大会へと駒を進めました。今年は・・・。

 本番・・・九中吹奏楽部は、昨年と同じく50人編成中学校Aの部に出場。管楽器、打楽器、ストリングバスでコンクールに挑む。九中の出場は今年は8番目、14時半だった。まあまあの出番ではなかろうか。演奏は、課題曲と自由曲を12分以内に、こなす。 今年選んだ課題曲は「春の道を歩こう」。自由曲は少し挑戦してみた「仮面幻想」。「仮面幻想」はシーンとした場面から、緊張感を持って始まる。そして、フルートの神秘的な音からいきなり盛り上がる。急激な変化についてきてね。攻めるところは攻めてきてね。切り替えが物をいう曲だ。さて、舞台裏でスタンバイ。前の学校の演奏を聴きながら緊張感が高まってくる。前の学校の演奏が終わる。楽器を舞台に運んでいく。1年生はこれが初仕事だった。安井Tから位置の微調整の指示が出る。スタンバイ完了。安井Tの指揮棒があがった。最初の課題曲「春の道を歩こう」通称ハルミチに挑む。タクトが振られた。気持ちよい演奏が会場を包む。さて、緊張の渦の中から聞こえてくるシンバルとコング。コングといえば焼き肉をつかむ、あれか。コングで金をつかんで欲しい。いやそれはトングだった。

 本番前・・・2週間前には箕面でハッピーサマーコンサートでは、1年生と一緒にオリンピックスピリッツを演奏し、2,3年でこの「幻想仮面」を演奏してきた。4日前には川西のホールで、本番並に練習もおこなった。場数を踏んだことが自信につながっている。大会前は、基礎練習を繰り返した。課題は音を合わせること。ピッチ(音の高さ)がどうしても下がる。チューナーに頼っていると音が合わない。自分の耳を頼りに、となりの人と音を合わせる。リズムがずれる。メトロノームに頼っているとそれがなくなった時にずれていく。同じリズムを吹く人と感覚を合わせろ。基礎練習を繰り返す。当日も控え室でのチューニングは、大事な部分の音合わせに終始した。基本をおろそかにしちゃぁ、いかん。 

 審査発表・・・最後の中学校の演奏が終わった。時計の針は5時を回る。審査発表があったのが7時前だ。この待つ時間が長い。私達待つわ。会場の皆さんは結果が気になってしかたがない。金か?銀か?銅か?どうだろ?もうとれたらいいいい!胃が痛む。発表の時間になった。各中学校の部長がステージにあがる。幕が開いただけで黄色い悲鳴が会場に響く。審査を発表するお偉い方「結果を聴いた後のキャーは3分で収めてください。」カップラーメンか!釘が刺さる。・・・「プログラム8番豊中市立第九中学校!」一呼吸おいて「金賞!ゴールド!(写真3)」その瞬間 キャー(歓声)キャー(歓声)キャー会場のあちこちに陣取った九中関係者から、キャー(歓声)キャーがとまらない。舞台上の部長は思わず涙ぐむ。3年連続金賞受賞だ。その後、府大会代表が発表される。「8番!・・・」黄ィャー 黄ャー 歓声に色がついていたら、やっぱり黄色なんだ。声にならない歓声が中学校名をかき消した。舞台上の部長は涙が止まらない。発表が終わったあとも興奮が冷めやらない。出演していない1年生までもが涙する。

 顧問「応援に来て下さった保護者の皆さま、本当にありがとうございました。今年の目標である大阪府大会の切符を手に入れることができホッとしました。次のステップは府大会で悔いの無い演奏を目指します!

大丈夫、10分後にはすべて終わっている。 顧問