イルミ調べ学習  批評会  イルミ下絵制作中

PC部:文書デザイン作成(写真1)

PC部:ブラッシュアップ(写真2)

PC部:イルミデザイン作成(写真3)  

 夏休み PC部の活動 セミがミーンミーン mean♪と今日もけたたましく鳴く中、PC部夏休みの活動の意味を問います。普段の活動では、タイピングの練習やエクセル、ワード、パワーポイントを使って”未来に活かせこの技術”を鍛えていますが、今年はちょっと違いますよ、あなた。顧問から新たな取り組みに挑もうと「天啓」がありました。その意味(mean)するところは・・・・(下写真)。未来に活かせこの技術

 文書デザインコンテスト デザイン

 おおそれは「天啓」か?と使う天啓とは辞書によると、人間の力では知ることのできない真理を、神が神自身または天使など超自然的存在を介して人間へ伝達することとある。PC部顧問は、夏休みに入り部員を呼び集め、今まさに天啓となりて今年の夏休みの課題を伝えた。PC部が、今年の夏に目指す方向が見えた。

 昨年1年生、2年生の夏休みはパワーポイントの作成だったが今年は違う。顧問「みんなちょっと、ちょっと”情報処理検定”のホームページにこんなん紹介されているで」。それは「第10回文書デザインコンテスト募集」の案内であった。これに応募しない手はない。パソコン部は手をあげる。デザインコンテストのお題は「知ってほしい地元の取り組み」。クリーンアップ大作戦や九中の防犯イルミ等、地域と九中との関わりを取り上げたらいいのだろう。それをA4サイズのデザインに仕上げていく。パソコンで情報を入手しデザイン性を持たせて、Wordにどう表現するのかを個人で考える(写真1)。デザインに必要な知識(配色の基本や画像の活用方法)なども各自インターネットで調べるなど、主体的に技術を”シリ”には聞かないが、知り学んでいく。

 ある程度作品が完成してきたところで、「作品の批評会」を行った。”井の中の蛙”にはなってはいけないのでブラッシュアップである(写真2)。友達の意見に耳を傾けるPC部。2人1組でグルになり相手の作品をくす”ぐる”。ペア同士で、デザインのコンセプトや、配色の仕方、自分流のこだわりなどを話し合い褒めあった。さらに良いデザインにするには?ペアで改善点も話し合う。対話をすることでさらに高いクオリティーを目指す。パソコン相手の無機質なイメージが強いパソコン部だが、そんな時代はもう終わった。新しい学習指導要領で強調されている「主体的で対話的な深い学び」は今、部活動でも試されている。

 防犯イルミネーション デザイン

 一方、3年生では防犯イルミ作成に取り組んでいた。今年のイルミネーションは去年のものよりもさらにバージョンアップしたい。各クラブとキューちゃんをコラボさせ、部活動をしているキューちゃんをイメージしてオリジナルデザインを考え、それを飾っていく方向で検討している。パソコン部はパソコンとキューちゃんをコラボさせたオリジナルデザインを作り上げ(写真3)、バスケット部にも手を出した。180×155の大きさに張り合わせた模造紙にデザインを描く。電飾がうまく設置出来るように、一筆書きのルートも考えていくが意外と難しい。約半年後に、美しく光り輝き、地域の人々の安全を見守るイルミを想像しながら考える。地域に愛される防犯イルミにしたい。

 顧問「夏のPC部はイルミネーションの作成や文章デザインコンテストなど、各々の課題に積極的に取り組んでいます。特に今年は、子どもたちの対話に重きを置き、1人だけでなくグループで課題に取り組んでもらうよう場面を増やそうと工夫しています。子どもたちは個性的なアイデアを持ち、言語活動を通じて、お互いに良い刺激になっています。」 

PC部は暇な部活じゃない! 部員一同