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試合前ラケット確認(写真1)

女子熱戦試合中(写真2)

男子熱戦試合中(写真3)  

卓球4 GW 卓球部  

   豊中総体団体戦  女子準優勝!!

 女子卓球部は、先週4月26日におこなわれた豊能地区春季団体戦の試合では決勝まで順調に勝ち進み、準優勝という立派な結果を残しました。団体戦は1チーム6人でシングル4つ、ダブルス1つの5試合で3勝すれば価値ある勝利を納めるのだというルールです。決勝戦では、豊中十六中に緒戦に負け、善戦いや苦戦かな、あと少しだ・・・というところで歯が立ちませんでしたが、今年はいけるぞとの確かな手応えを掴みました。4月29日水曜日には、豊中第五中学校で豊能地区春季卓球大会個人戦が行われました。

 豊能地区春季卓球大会個人戦前 中国蘇州でおこなわれている世界卓球選手権で、吉村・石川組と丹羽・平野組が3回戦に勝ちすすんだという朗報を聞き、九中卓球部も後に続くぞ!えいと臨んだ個人戦だった。団体戦から1週間も経っていない。試合が終わった後こぼした涙をまだ忘れていない。優勝できなかった悔しさはいまだ覚えている。(30日 吉村・石川組は決勝進出)

 開会式で、「今回の大会で好成績を残すと夏の大会でシード権が得られる」という話があった。生徒の目がシードをもとめ燃える。今回は男女とも3年生の代表4名ずつが出場し、開会式のあと呼ばれた学校ごとにステージに上がり抽選を行った。個人戦は、トーナメント方式で対戦相手は当日の抽選で決まるのだ。全員が抽選を終え、対戦相手が決まった。第一試合が始まる。卓球では試合前に相手のラケットをお互いに交換し確認する習慣がある(写真1)。ここで何をチェックするのかというとラバーに違反がないかなどをふつうは見るのだが、ラバーによって攻撃の種類なども分かるので戦型や球質を試合前に理解するやり手の選手もいる。ラバーに関しての知識が多いと勝てる確率も高くなる・・・ラケットを交える前から戦いは始まっているのだ。

 豊能地区春季卓球大会個人戦後 熱い闘いの※火蓋が切られた(写真2女子 写真3男子)。第一試合目とは緊張するものである。強い選手でも緒戦に敗れることがあるのはメンタルの部分もあるからだろう。九中勢は2名緒戦に登場した。いきなりな緊張が襲う。いつものペースが掴めない。相手に点やセットを取られた時は不安な表情を浮かべる。だが、応援に駆けつけて下さった外部コーチや保護者、また試合を控えた仲間の声援やアドバイスに落ち着きを取り戻す。「ていねいにもう一本」いつもの調子を取り戻せば、こっちのものだ!粘ってこっちが勝利をおさめた。こっちとはむろん九中である。※火蓋(ひぶた)・・火蓋を切るというのは、火縄銃の
激発装置を発射可能の状態にすることで、戦が始まると言う意味に使われる。

 全体的に試合はサクサク進み、勝利の花があちらこちらで咲く。九中にも咲いた。試合の順番が回ってくるのも早い。試合が終わった直後でも、次の試合がいつくるだろうと落ち着かない。そわそわの中、仲間の試合が始まれば一生懸命応援をするのが九中生のいいところだ。4人とも上位には進出できなかったが、真剣な表情で試合にのぞみ全力で戦いぬいたのは確かだった。

 試合後の反省会で今日の試合で良かったところ悪かったところを確認した。「今回の試合で見えてきた課題をこれからの練習や試合に活かしていこう」というコーチの言葉で大会を締めくくった。つかんだ準優勝の向こうには、まだまだ課題が見つかった。課題があるということはまだ進化する。次こそは、賞状を狙う卓球部であった。

『CHALLENGING SPIRIT』(チャレンジ精神)」

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