練習 試合開始(写真1)

練習 シュートを放つ(写真2)

練習試合 接戦!接戦!(写真3)

ハンドボールコート

 

男女送球 夏物語 

ハンドボールは、日本語では送球(そうきゅう)とも呼ばれるスポーツです。夏休みハンドコートから人影が消えることはありませんでした。「不撓共戦」を合い言葉に、ボールを追いかけ、日々練習を九中生がしています。今日もこの夏の経験をバネに次の目標に向かって何度も送球していました(写真1、2、3)。

 豊中総体A 男子女子3位 7月2日から始まった試合は豊中総体Aである。男子は、第一中学校と準決勝で対戦した。一中はなんと3年前に、全国2位になるほどの強豪校だった。豊能地区大会のレベルでは、何処と対戦しても30対3ほどの大差で勝つ王者である。当然大苦戦が予想された。

 相手はディフェンスが堅い。その上攻撃力も高い。今年の広島カープみたいなチームだ。九中は、日ごろからタフな練習を繰り返してきたのでひるまない。チームは一丸となって全力で闘った。ディフェンスが踏ん張った。矢のように放たれるシュートをキーパーが止める。あっ!また止めた。スーパーセーブの連発である。オフェンスも負けていない、試合には負けたけど、主将は1人で全得点をたたきだした。

 結局試合は30対5の善戦で終わったが、全員が全力を出し切った試合だった。主将の大活躍と頑張りは、「もっともっと頑張って練習すれば、一中とも互角に戦える」可能性と希望を与えてくれた。九中ハンド部は、5年前に全国大会に出場しているし。女子は春の総体ではチーム一丸となって戦い準優勝したが、今大会では惜しくも準決勝で敗退し男女とも3位であった。誰もが輝きたいと思い日々練習しているのだから、結果を気にする必要はない。次のステージで輝く土台を九中ハンド部は築いたし先輩たちも気付いたはず。

 ある3年生「僕はレギュラーでは無かったので短い時間しか出られなかったし、活躍も出来なかった。その原因は自分が練習を頑張らなかったからだということはよく分かっている。高校では練習を一生懸命頑張って活躍出来るようになりたい」

  豊能地区新人戦 男子3位女子善戦 8月23日から2年生の豊能地区新人戦が始まった。2年生男子は予選リーグを突破し、決勝トーナメント準決勝で三中と対戦した。延長戦までもつれる接戦であったが惜しくも1点差で敗れた。優勝は箕面五中だったのだが、箕面五中とは予選リーグで対戦し1点差まで追い詰めている。差はわずかだ。次期大会では必ず優勝するぞ。

 2年女子は、ほとんどの選手が試合に出場した経験がない。逆に他校は2年計画のチームが多くあり、昨年度から出場している選手もこれまた多い。経験の差が出た大会となった。今回1勝しか出来なかったが、急激に伸びた選手も多く現れ、今後に期待を持たせる大会となった。ハンドという種をまき、負けた経験こそが次の勝利につながるのだ。 

No guts,No glory.ガッツ無き者に栄光は無い  顧問