美術部&放送部1  美術部2  京都市美術館

東山駅下車 平安神宮(写真1)

ルーブル美術館展(写真2)

京都市美術館写真3)  

美術部&放送部 ほっと もっと きょうと   

 7月29日(水)舞台は京都市美術館です。今美術館では「ルーブル美術館展」を開催中なので、この日豊中九中美術部と放送部がコラボし真夏の校外学習に行ってきたのでした。目的は、美術部はすぐれた作品の鑑賞と模写です。放送部は、京都市一般ピープルの方に突撃インタビューを敢行しその内容を文化発表会で発表するという計画です。

 京都に向かう。美術部&放送部は知的探求心を京都に求めた。両部員合わせて10人と顧問3名がJRで大阪から京都の東、山科まで行った。そこで地下鉄に乗り換え東山で下車した。そこはもう別世界だった。とてつもなく暑い。大阪よりも暑いがそこはもうほっと もっと きょうとなので魅力的な街と情緒が混在していた。素敵なお店がならぶ。雑貨やスイーツも・・・だめだめだめ。目的は美術館だ。誘惑に負けず一行は一路美術館に向かった。赤い大きな門が見えてきた(写真1)。大きく赤く光る朱色が特徴的な正面の門は平安神宮である。おもわず、鳥居の写真をとりい・・・いよいよルーブルだ。 

 ルーブル美術館展 ルーブル美術館展(写真2)とはなんぞや。『農民や労働者の日々の営み、男女の恋愛模様、母と子の姿や家庭生活など、ありふれた日常を描いた「風俗画」。本展では多様性にみちたヨーロッパの風俗画の展開を、古代エジプトとギリシャの作例を起点に、16世紀初頭から19世紀半ばまでの絵画約80点によってたどる。17世紀オランダ絵画を代表するフェルメールの円熟期の傑作、「天文学者」は、日本初公開となる。』(ルーブル美術館展HPより引用)

 美術館(写真3)に入ると美術部員の目が輝く。レポート用紙を片手にお気に入りの作品に向かった。平日だというのに人混みがすごい。有名な作品の前は黒山のひとだかりである。なかなか鑑賞することができなかった。遠慮しつつまず1時間半ほど目で絵画を堪能する。次にレポート用紙に作品のスケッチをして感想を書き込んだ。目的は達成した。もちろんおみやげコーナーを逃さない。絵はがきを購入し思い出を作った。

 17世紀オランダを代表する画家フェルメールの円熟期の傑作、「天文学者」はルーブルをほとんど離れることがなかった。内弁慶なのだ。その本物を生で鑑賞できた九中生は幸せなほっと もっと きょうとな夏休みだったに違いない。

 京都市美術館見学後、放送部が一般ピープルの方にインタビューを試みるも・・・。内弁慶なのかうまくいかない。フェルメールのようだ。そこに美術部員と目があった。そうだ、美術館を前に美術部員にインタビューすればいいんだ。とってもいい絵になることに気がついた。(それなら学校でもできるのじゃないのと放送部顧問がそっとつぶやいた。)京都というロケーションが大事なのだ。放送部「どの作品が良かったですか」美術部員はフェルメールの「天文学者」とは答えず「コローのアトリエが気にいりました・・・」放送部の目的もまた達成した。天文学者

 美術部顧問「本物は違います。絵の具の発色がもうきれいで細かいとこまでよく書き込んでいることがよくわかりました。フェルメールは光の描きがさすがでした。部員達も心に残るものがあったのではないでしょうか。」(右写真:天文学者 Photo © RMN-Grand Palais (musée du Louvre) / René-Gabriel Ojéda / distributed by AMF – DNPartcom)

    光と影 本物は違う  美術部顧問