一戦必翔  アタック  給水

排球部 一戦必翔!(写真1)

 排球部 アタック練習(写真2)

 球部 給水タイム!(写真3)  

 排 女子  8月末のとある日、体育館では黒Tシャツに「一戦必翔(写真1)」を背負って1,2年生女子排球部員がコートで躍動していました。練習では”技術で負けても気持ちでは負けない”3年生が残した精神が随所に見受けられました。練習もしっかり(写真2)給水もしっかり(写真3)です。さて、7月29日には練習の集大成となった女子排球部3年生最後の夏物語「豊中総体」があり、全勝で決勝トーナメント進出をはたしました。新チーム発足 

 排九といえば 豊中市立第九中学校バレー部

   排球といえばバレーである。高校バレーボールを題材にした漫画作品『ハイキュー!!(古舘春一)』はあまりにも有名だが、豊中市立第九中学校には、「はい!キューちゃん」がいた。校内知名度100%を誇るゆるキャラ「キューちゃん」は豊中市中学校総合体育大会Aを応援する。がんバレー!女子排九部。3年生にとってユニフォームを着るのは総体で最後になる。石川啄木は歌う。”ふるさとの山に向ひて言ふことなし ふるさとの山はありがたきかな” 結果がどうあろうと引退しても九中体育館で練習した日々を思い出し、体育館を懐かしむ日が来るだろう。

 豊中総体A 予選ラウンド&決勝トーナメント

 予選ラウンド(7月26日):各リーグ上位2校までが決勝トーナメントに進出する。3年間の集大成として、全員の気持ちを一つにして良い試合がしたい!…そんな思いで試合に臨んだ。予選リーグCブロックは、豊中九中・十中・十三中・十六中。いずれも手強いチームばかりだ。初戦は、いつも以上に緊張した様子だったが、声がよく出て足も動く。相手の強いサーブやバックアタックに苦しめられながらも、25対20で1セット目をとった。流れはいい。第2セットはデュースまでもつれ惜しくも落とし、勝負は3セット目へ。1点ごとに大きな歓声が起こる。3年生はもちろん、ギャラリーにいる1・2年生の大応援団も後押しし、追いかけてくる相手を見事振り切って25対21で接戦をものにした。

 第2試合の相手にはいつも苦しめられていた。元気がよく、あきらめない。こちらの動きも良く見ている。それでも、今日の九中は負けていない。落ち着いてプレーし粘り強くボールをつないだ。追いつかれても追い越されても逆転する粘り強さが今の九中にはあった。勝った。最終第三試合である。奇しくも昨年と同じ組み合わせとなった。相手の監督は2年前、今の3年生が初めて九中のバレー部に入部した時いちから教えてくださった先生がおられる。だからといって負けるわけにはいかん。勝つことが恩返しだ。そんな思いで全力のプレーをくり返す。すでに2勝しているとは言え、当然勝ちたい!全勝で決勝トーナメントへいく!!部員の応援も、保護者の方の応援も半端ない。見事勝利を掴んだ。3戦全勝での予選リーグ突破だ。3年が跳ねた。2年も1年もみんなが跳び上がって喜んだ。試合の後、相手の先生からうれしい言葉をいただいた、「みんな、成長したな」。

 いざ、決勝トーナメントへ!3年生から後輩たちへ・・・7月29日(日)豊中市内の10強が集まった。九中は胸を張って出場した。初戦は対十二中。さすがに決勝トーナメントの常連チームだ。でも、技術で負けても気持ちでは負けない!どんな時も全力を出す。メンバーで声を掛け合い、自分達のできることを全て出し切った。しかし、残念ながら惜しくも敗退…。

 顧問「たくさんの人に支えられてここまでやってこれました。中学校生活最後の試合は悔しさの残る結果となりましたが、それぞれが精一杯頑張ってきたことを誇りに思って欲しい。技術で負けても気持ちでは負けないその姿は、1・2年生の目にしっかりと焼きついています。」

 気持ち入れ 排球に込めた 熱きプレー