7月27日 栄冠は九中に輝く~全国大会出場~(野球部)
野球の基本グランド整備(写真1) |
野球の基本バント練習(写真2) |
野球の基本守備練習(写真3) |
祝 全国大会出場
大阪の中学球児が「大阪一」を懸けて争う「第66回大阪中学校優勝野球大会(準硬式)」の地区大会において、九中野球部は勝利しました。豊能地区27校中8校に与えられる代表の座を見事勝ち取り、8月2日に開幕する中央大会(花園中央公園野球場)に2年ぶりに進むのです(左写真 一昨年)。保護者の皆さま、スタンドからの熱い応援、そしてご家庭でのご支援誠にありがとうございました!
中学校優勝野球大会(準硬式)とは中学版夏の甲子園に他ならない。準硬式は大阪にしかないので、大阪大会=全国大会となるのは、準硬の世界では常識なのである。地区代表決定戦の相手はシード校を倒し、決勝戦に勝ち上がってきた箕面三中である。当然苦戦が予想される。前日の夜、監督は甲子園に出向き必勝祈願をした。
VS 箕面三中戦 甲子園に出向き必勝祈願をした効果がでたのか、初回に上位打線が機能する。4番副キャプテンの2点適時二塁打により幸先よく2点をリード先手をとった。だが、敵もさるもの!1,2回で4点を奪われ逆転を許す。ここが踏ん張りどころだ。九中打線は下を向かない、すかさず3回に1点を返し1点差に詰め寄る。3回裏からは3年生エースを投入した。この石田采配が見事に当たった。エースは、直球、変化球ともに抜群に球が走っており、中押しが欲しい相手打線を次々と抑え込む。九中に流れを手繰り寄せる。そして迎えた5回表、ヒットとエラーでランナーをためるとここは勝負どころとばかりに監督は代打を送る。出番を待ってました3年生外野手がバッターボックスに入る。カキーン!みんなの声援と期待ととも強い打球ががショートを強襲!ボールがてんてんとする間に二者が生還し九中は見事逆転に成功した。その後もチャンスを作るが、後1本が出ずに無得点に終わる。チャンスの後にピンチありだ。逆に6回裏に相手チームに1点を返され、試合は振り出しに戻った。九中の攻撃7回表は三者凡退に終わる。
7回裏絶体絶命のピンチ! 7回裏は、1点でも取られたらサヨナラ負けという絶体絶命のピンチだ。だが、ここは3年生エースが踏ん張り相手打線を三者凡退に抑えた。試合は延長戦にもつれ込む(中学野球は7回)。8回もお互い譲らず無得点。迎えた9回表、九中は1死から満塁のチャンスをつくり監督は動いた。ここは1点が勝負!三塁ランナーをかえたのだ。足の速さに定評のある三年生内野手に。また監督は3人のランナーをベンチに呼び寄せ、「ゴロを打った瞬間にホームに突っ込め!」
バッターは5回に打点をたたき出した3年生外野手だ。期待は膨らみボルテージは最高潮に球場を包んだ。ピッチャー振りかぶった。投げた。バットを降り抜く。カキーン!打球の行方は・・・・ピッチャーを襲った!強襲ヒットだ!足の速さに定評のある三年生が勝ち越しのホームイン!・・・再び満塁となる。ここで今まで九中を引っ張ってきた頼れるキャプテンの出番だ。ここで打たなきゃキャプテンじゃないぞ!2点タイムリーヒットを放つ!頼れるキャプテンだった。3点を守り切って勝利を手中に収めた。決勝にふさわしい戦いだった。
今日も、野球部は基本練習に余念がない(写真123)。
監督「箕面第三中はやはり強い。9回までもつれる好勝負を共に闘ってくれた相手チームに敬意を表します。ありがとうございました。そして何度もピンチを乗り切って紙一重で勝ち切った九中ナイン。スタンドで最後まで応援してくれた1、2年生を含めたチーム全員の勝利でした。3年生は3年間やってきた努力が報われ、最大の目標にしてきた中央大会出場が叶いました。さあ、この勢いで中央大会本番でも大暴れしよう!」
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5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
合計 |
豊中九中 |
2 |
0 |
1 |
0 |
2 |
0 |
0 |
0 |
3 |
8 |
箕面三中 |
2 |
2 |
0 |
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0 |
1 |
0 |
0 |
0 |
5 |
夏は終わらない。野球部の夏が始まる。
大阪中学校優勝野球大会 祝 野球部中央大会出場!!