試合前練習 試合中 応援   7月30日 練習

試合前練習(写真1)

試合中応援(写真2)

試合後練習7月30日(写真3)  

全国大会へ 野球部です。大阪の中学球児が「大阪一」を懸けて争う「第69回大阪中学校優勝野球大会(準硬式)」の地区大会決勝戦は惜しくも敗れましたが、野球部の夏はまだ終わりません。26日、ローズ球場にて敗者復活戦をおこない地区代表を目指しました(下写真)。どちらに転んでもおかしくない息づまる熱戦に保護者の皆さま、スタンドから熱い応援、そしてご家庭でのご支援ありがとうございました。地区代表決定戦

 敗者復活戦を前に

 世間の皆さまには前回説明をさせていただいたが改めて確認をしておきたい。中学校優勝野球大会(準硬式)とは中学版夏の甲子園に他ならない。準硬式は大阪にしかないので大阪大会=全国大会となる。今更だが大阪大会で優勝すれば全国制覇だ。さて、地区代表決定戦の相手はシード校の渋谷中であったが惜敗した。目標にしてきた中央大会出場、まだあきらめていない。今年から敗者復活戦制度が導入されたのだ。ブロックの決勝で負けたチームが戦い勝利したチームが中央大会にコマをすすめる。九中野球部は26日、満を持してローズ球場に乗り込んだ

   決勝戦 対 細鄕中学

 前の試合が8-7の接戦となり長引く。おめでとう一三中。さて、九中である。ローズ球場の緑の芝が映えるなか試合前の練習が始まった(写真1)。予定より一時間遅れお昼過ぎにプレーボール!今日も熱くなりそうだ。先制は九中、2回表連打と相手の隙をつき4点を取った。その裏カーブがさえ三者連続三振!さすがエースだ。3回表ツーアウトからファボールでランナーを出すが盗塁失敗、無得点に終わった。3回裏フォアボールからヒットと盗塁でスクイズを決められ”一点”を取られるも”エースは一転”強きの攻めで後続を抑えた。「ここ大事やぞ!」監督の叱咤激励がとび、4回裏も三者凡退に抑えた。

 追加点が欲しい。5回表九中の攻撃、1番バッターがレフトオーバーの2塁打!バントヒットで、1、3塁絶好のチャンスを迎えた。ツーアウトになるも1塁ランナーがスタート!1、2塁間に挟まれた。その間に3塁走者が生還、貴重な追加点を奪った。「流(ながれ)流流持ってこい!」5対1、流れは九中だ。スタンドの応援(写真2)も気合いがはいる。だが、5回裏に”※万事塞翁が馬”が待っていた。連打で4点を奪われたのだ。5対5の同点!いいことは続かない。そして7回表、貴重な貴重な2点を奪う。中央大会は目前だった。しかしサヨナラ負けで熱い試合は終る。見応えのある試合だった。・・・見応えのある試合といえば翌27日におこなわれた全国高校野球北大阪準決勝である。履正社が9回2死からの逆転負けで大阪桐蔭に屈した。高校生でさえ勝負は下駄をはくまでわからない。九中ナインがこの試合で学んだものは大きい。試合の終わりは始まりでもある。明けて30日、来年の夏に向けてキャッチボールを開始した(写真3)。万事塞翁が馬:一時の幸・不幸は、すぐに逆の立場に変わりうるので一喜一憂すべきでない。

 監督「本当にナイスゲームでした。野球の奥深さを私自身も改めて感じさせられました。必死にボールに食らいつく姿は素晴らしい。中央大会出場は惜しくもなりませんでしたが、3年間の想いをぶつけた最高の試合でした。この3年生の悔しさを新チームで晴らしてくれることを期待しています。3年生今までありがとう。そしてお疲れ様。」

 

合計

豊中九

0

0

 

 

細郷中

0

3x

 

 

 

 夏は終わらない。野球部の夏が始まる。