練習前  円陣  あくなき練習

練習前 台が待つ。(写真1)

練習中 ミーティング。(写真2)

 練習が上達を知っている。(写真3)  

 卓 女子  豊中総体 女子卓球部3年生最後の「夏物語」です。7月26日の大阪大会(左下写真)を経て豊島体育館です。8 月1日に団体、2日に個人戦がここでおこなわれ優勝を目指した市内の中学校の精鋭が集結しました。九中女子卓球部はほぼ初心者の状態から始め、入部当初から真剣に取り組んだ努力家の3年48期生も、いつしか「卓球が大好きと心が叫びたがってるんだ!」という気持ちでこの日を迎えたのです。大阪中学校優勝卓球大会(守口) 

 戦い終わって3年生 

 8月1日(火)だ。富田林市でPLの花火が大輪の花を咲かせるその日、女子卓球部3年生は最後の花を咲かせるべく大会に挑んだ。団体戦では3年生7名が試合に参加した。リーグ戦で行われたこの試合は3ゲーム先取(シングル戦→シングル戦→ダブルス戦→シングル戦→シングル戦)でおこなわれる。

 試合前の2年生の応援にも当然気合が入る!!一緒に練習し教えてもらったきた先輩たちだ。応援が緊張を(解・溶・説)かす。両者の声援が飛び交う中繰広げられるラリーの攻防戦、卓球台に弾むピン球の音にもピーンーと緊張が走った。一球一球に込められる想い。スマッシュが決まれば「ナイス!!」、決まらなくとも「どんまい!!次、次!!」。

 ゲームセット間の休憩時間には仲間みんなで集まりミーティング。「もっと攻めよう!!」、「ラリーを続けて狙えるスマッシュのチャンスを見極めよう!!」、どんな状況でもそれぞれが自分にできることを全力でサポートできるのが女子卓球部の良い所だ。第1試合シングル戦、見事に3年生部長が勝利のバトンを繋げた。試合が進む。緊張で自分の思うようにプレイが進まず手が震える者も…。しかしこんな時こそチームで「大丈夫。大丈夫。」「できるよ。自信をもとう!!」と、仲間に寄り添う。声援で勇気づけられた3年選手は、3対2で逃げ切った!!勝った。

 みんなが駆け寄る。試合が終われば部員の目には涙がいっぱい。顧問の目にもうっすらと・・・。その後も強豪校と激突!試合を重ねた結果、予選リーグ戦を3勝2敗という結果を修めたが、惜しくも決勝トーナメント進出はならなかった。

 戦い始まる1,2年生

 8月7日(月)に、1・2年生による3年生を送る会が行われた。女子卓球部お世話になった3年生への感謝の気持ちを表す催しがここ数年恒例行事となっている。送る会の終わりでは、1年生からささやかなプレゼントが、2年生からは、写真付きのメッセージ書かれたノートが贈られ飛び交う3年生の笑み。最後に3年生から「しんどい事も多くて嫌になる時もあるかもしれないけど、基礎基本を大切にしっかり練習を頑張ってほしい。」とエールが。新たな新チームは2年生18名、1年生は大所帯の33名。現在2年生たちは自分たちの代へ良い物を引き継いでいこうと1年生と共に懸命に努力している(写真1,2,3)。今日も1,2年生たちは自分たちの台へ向かう。

 顧問「3年生は明るく挨拶もしっかりとでき、よく後輩の面倒を見てくれました。特に部長と副部長はクラブをまとめるために色々と悩むこともあり、苦しい思いもしましたが、諦めずこの一年間最後までよくがんばってやり抜いてくれました。たまには練習に顔を出し、成長した後輩の姿を見るのもいいかもしれませんね。1,2年生は先輩から学んだことを忘れずしっかりとした気持ちで練習に取り組み、さらに良いクラブにがんばっていって欲しいと思います。」

卓球台 ラリーは次の 新時代