8月7日 バレー 自分たちの代へ~豊中総体~ (女子バレー部)
平成28年度 豊中総体(写真1) |
決まった!喜びの一瞬!(写真2) |
前顧問の先生も見守る(写真3) |
排 女子 球 豊中総体 女子バレー部「夏物語」です。舞台は7 月29日の千里体育館、ここに優勝を目指した市内の中学校が集結しました。九中女子バレー部には3年生がいません。昨年の総体Aで3年生の先輩たちは、予選リーグを勝ち上がり決勝トーナメントで全力で試合に臨み、引退しました(写真1)。その先輩を見送った1年生たちがこの夏の試合で一球入魂勝負しましました(写真2)。
予選ラウンド
各リーグ上位2校までが翌日の決勝トーナメントに進出する。3年生部員のいない豊中九中は2年生チームが出場した。予選リーグCブロックは、豊中九中・四中・一三中・一六中。いずれも言わずもがなの3年生を含む強豪校だ。
初戦は対一三中だ。いつも立ち上がりが悪いと言われる2年生チーム九中だが声がよく出ている、足も動いていた。中学校からバレーボールを始めた副キャプテンのAクイックが決まる。25対15で1セット目をとった。第2セット、入学してわずか3ヶ月でキャプテンになり24人の同級生をまとめてきたエースがバックアタックを決めた!やった!ギャラリーからは大きな拍手!ベンチには入っていない12人の同級生と18人の新1年生が声をそろえての応援も後押しし25対23!接戦の末勝利をものにした。2回戦は対一六中。くしくも一六中の監督は昨年まで九中女バレの顧問だった先生だ(写真3)。(手塩・味塩・大潮)にかけた九中生相手に手加減はしない。九中生もお世話になった恩を仇で返さず全力のプレーで返す!全力を尽くしたが、及ばず。3回戦の対四中も今できる限りの力を尽くすも及ばず・・・通算1勝2敗で予選リーグ敗退か。と思いきやCブロックは1勝のチームが3校並んだため、セット率の計算により九中が決勝トーナメントに進出することになった(写真左上)!
自分たちの代へ
7月30日(日)の決勝トーナメントには豊中市内の10強が集まった。九中は胸を張って出場した。初戦は対一中。技術で負けても気持ちでは負けない!全力を出す。メンバーで声を掛け合えているぞ。1セット目、23対25の接戦!物怖じせずにいい試合ができている。2セット目も奪われ敗退となったが、おおいに収穫のある試合だった。
翌週の8月3日(木)には、2年生24人全員で部内ミーティングを行った。ひとりひとり入部してから今までの思いを語った。自分が女バレで過ごしてきた1年半を振り返ってみる。軽い気持ちでいた、自分がこの場所にいていいのかと悩んだ、1年生から早くもレギュラー争いライバルに負けたくない!試合に出られない悔しさ、大きな責任を背負ってきた辛い思い、仲間から支えてもらって頑張れたという感謝の思い…。それぞれ自分の気持ちを改めて見つめる。仲間の胸の内を知る。みんな真剣に仲間の言葉を聞く。これからもバレーボールを頑張っていきたいという純粋な思いを語った。2年生。この夏からは、いよいよ本当に「自分たちの代」になる。君たちの本番は始まったばかり。24人の同級生と18人の後輩。全員が心をつないで、最強の「九中女バレ」を作っていこう。
顧問「バレーボールは、一人では点を取ることができない。みんなで力を合わせて、お互いに信頼し合って、バレーボールを全員でがんばってほしい。」
さぁ行こう つながる仲間 問う真価