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今日のために練習(写真1)

歴史をつくったサッカー部(写真2)

明日のために練習(写真3)  

サッカー部 総体優勝 蹴球部  

 サッカー部です。3年生にとっては引退前の最後の公式戦が7月30日にありました。3年生は中央大会出場を目標に3年間頑張ってきましたが、6月に行われた選手権予選中央大会決定戦トーナメントで中央大会に出場した豊中十三中にPK戦で惜敗し、目標を総体A優勝に切り替えて最後の練習に励んできたのです。

 準決勝:豊中九中 4-0 豊中四中 グループリーグは全勝で1位通過する。準々決勝は5―0で突破した。準決勝の相手は四中である。昨年の冬に対戦した時には0-4で敗戦を喫した。苦戦が予想された。試合は前半途中までお互いが探り合う展開、硬直状態が続く。前半の半分で取られる引水タイムで顧問二人が攻撃陣にアドバイスをおくる。「リスクを恐れずに攻撃の枚数を増やそう。サイドがボールを持ったら縦に勝負を仕掛けろ。」引水タイム終了後すぐに試合が動いた。サイドがたてに仕掛けスルーパスを送る。それに反応し、中央からシュート!先取点を奪った。4-0で決勝進出を決めた。決勝戦の相手は中央大会に出場した豊中十三中があがってくるだろう・・・。と想定していたが、準決勝のもう一試合、豊中十三中は豊中十五中に4―2で競り負け決勝の相手は豊中十五中に決まった。

 決勝:九中 6-0 豊中十五中 決勝戦の前に行われた豊中四中と豊中十三中の三位決定戦が壮絶だった。0-0のまま後半十三中が先制し残り数分となる。勝負あったかと思われた試合終了間際に豊中四中が、ここで同点ゴールか!を決めた。延長に突入。延長前半に十三中が追加点をあげ再びリードし、もうこれで勝負ありだよな。と思われた延長後半終了直前だった。えっ!豊中四中が、このギリギリの場面でかよと再び同点ゴールかを決めたのだ!延長後半ロスタイムには、豊中四中が逆転ゴールで試合をひっくりかえした。本部で見ていた顧問の先生たちも「長年見てきてこんな試合は初めて見た」というような試合展開だった。勝負は下駄を履くまでわからない。

 そして決勝戦。生徒たちは意欲十分だった。前半開始早々から猛攻を仕掛けたたみかける。シュートが二回クロスバーを直撃した。前回の試合で失点した相手の攻撃もパスの出所を抑えかわす。攻撃の形を作らせない。攻める九中!中央からのドリブル突破から先制点が生まれ、均衡がくずれた。その後も攻撃を続けて前半終了時点で4-0とリードを奪う。後半3年間頑張ってきた生徒を投入する。最近になり体のキレもいい状態だった。後半開始早々その生徒がチャンスを演出し、サイドからキレのいいドリブルで相手を抜き去りゴール前にクロスをあげた。きれいな放物線を描いたそのクロスをこれまた後半から変わって出場していた生徒が、ボレーシュートを放つ。待望の追加点を奪った。途中から3年間頑張っていた生徒達を続々投入。フル出場したのはキーパーとキャプテンだけだった。下駄をはくまで攻め続けた。試合終了のホイッスルが鳴った6-0。みんなでつかんだ総体A優勝!3年生最初にして最後の優勝を飾ったのだ(写真左上)

 8月4日(火)午前中、運動場では明日に向かってボールを追いかける1年生の姿があった(写真123)。 

 胸を張って引退することができます。3年生