basketball3  タイムアウト  背番号4

ナイスな試合をしようぜ。(写真1)

タイムアウト 試合中盤!(写真2)

 ナイスな試合だったぜ!(写真3)  

豊中総体男子  豊中総体   

 リオオリンピックが始まりました。水泳萩野「金」瀬戸「銅」!これからの日本の活躍が楽しみです。そんななか先週8 月4日に豊島体育館で、男子バスケット部最後の「夏物語」がありました。ほぼ初心者の状態から始めた3年生も、「バスケットボールが大好き」という気持ちでこの日を迎えたのです。 

 前半拮抗 初戦は豊中三中だ。2年前、3年生の先輩方が準決勝で接戦を繰り広げた相手だった。惜しくも敗れたあの日、当時のかっこよかった先輩の記憶がよみがえる。先輩方の雪辱を晴らすべくにコートへと向かう。

 アベノミクスは「一億総活躍社会」を目指すが、チーム九中も全員活躍バスケを目指す。この1年間で初めて公式戦で対戦する豊中三中相手でも臆することはない。ナイスな試合をしようぜ(写真1)!「おう!」という元気のいい返事とともに勢いよくコートに、選手たちは飛び出せ青春していった。

 引退試合ということもあってか両者ともに緊張した立ち上がり。シュートを放つもなかなか決まらない。無得点のまま2分が経過しようとしていたそのとき、リバウンドから三中が先制する。その後、九中も得点を重ね、前半は三中 22対18 九中 で折り返す。バスケットでは珍しいロースコアで終えた。前半ついて行く展開は、よし!予定どおりである。ロースコアの拮抗した試合は、我慢比べだ。先に崩れた方が負ける。先に流れを掴んだ方が勝つ。いかに相手に食らいつきどこで勝負をしかけるか…監督の立石先生もぐっとぐっと我慢のグッドゲームに持ち込んだぞと選手に葉っぱをかける(写真2)、いや葉っぱをかけても意味がない。ここは発破をかけるが正解だ!後半爆発だ。basketball

 後半勝負 後半が始まった。しびれるような展開にも期待がひろがる九中ベンチである。後半開始早々流れを掴んだのは三中だった!九中DFはリバウンドがとれず、OFでもシュートが決まらない。苦しい展開となる。3分間!カップラーメンを待つぐらい九中の得点がストップしてしまう。開いた点差は15点となった。追いつけるか?監督はタイムアウトをとり選手を落ち着かせる。「焦らない。一つずつ追い上げていこう。時間はまだある。」少しずつ点差を詰め、11点差で最終ピリオドを迎えた。最終ピリオド最後の8分間は九中ペースだ。この3年間で身につけたプレーを遺憾なく発揮する。みんなで走り、みんなで守る。5点差までせまるも最後はキャプテンのブザービーターで試合終了となった。九中 35 VS 40 三中 惜しかったがナイスな試合だった(写真3)。リベンジは高校で。

 顧問「1年間チームを引っ張ってきたキャプテン、副キャプテンはもちろん、怪我や体調不良で先日までプレイできなかった者たちも含め、3年生全員が試合に出場しました。先輩方の雪辱を晴らすことはできなかったけど、初心者から始めてここまで成長してくれたことが嬉しい。みんなの一番の強みは『バスケットが好き』!だから続ければもっともっと上手くなれるし強くもなれるはずです。」

バスケという種をまいて 継続は力。 by 顧問 立石先生