3000人の吹奏楽1  3000人の吹奏楽2  今日の練習

豊能地区の演奏 Believe(写真1)

豊中九中は「E」を担当(写真2)

コンクールに向けて練習(写真3)  

3000人の吹奏楽 800人の吹奏楽    

 2016年6月25日(土)京セラドーム大阪で第56回「3,000人の吹奏楽(左写真)」が開催されました。その時の写真が届いたので紹介します。今から一ヶ月ほど前ですが、九中吹奏楽部が晴れの舞台を踏んでいました。豊能地区の合同バンドは、池田市、豊中市、箕面市の小中学校19校約800人で構成されており、このように、三市による合同バンドでのマーチングは例がなく、3年前に全国のマーチング指導者が見学に来られ、様々な質問をうけることになるほど、全国的に注目されているイベントなのです。

 京セラドーム大阪へ。 眠い。本番当日、眠い目をこすりながら、朝早くから地下鉄に揺られる。8時過ぎに京セラドーム大阪に九中吹奏楽チームは到着した。プロ野球がおこなわれるぐらい大きな球場である。その大きさに戸惑うも目が覚める。休む間もなく、9時からリハーサルが始まった。豊能地区のリハーサルが終了すると、すこし休憩、軽い昼食をとり、フィナーレのリハーサルへと向かう。リハーサルが上手くいけば、少し安心だ。

 楽器をケースに片付けて、ライトを持っての演技になり、「WE are the World」の曲に合わせ、ライトを付けたり、点滅させたり、テンポに合わせて振ったりと、真っ暗な中でのリハーサルとなった。フィナーレの後は楽器を持ってオープニングのリハーサルへ。不安はない。

 そして迎えた本番。 800人が、グランドに立つ。曲が始まった。タイトル名は「幸せいっぱい!笑顔がいっぱい!!」。世界中のすべての人々が、人を信じ、毎日笑顔で、幸せいっぱいな毎日が送れるよう願いをこめたテーマです。そんな想いをこめて「笑ってたいんだ」「Believe(写真1)」「RPG」「家族になろうよ」の4曲を演奏していった(写真2)。続いて人文字だ。HAPINESS LOVE 九中生は、LOVEのEを担当(写真2)し♪途切れることのない人文字を、約60人で完成させる。

 ゴールデンウィークもつぶし、各校の宿泊行事、定期テストの合間をぬっての練習の成果が現れた瞬間だ。中学生のしっかりとした演奏、小学生の元気な唄と振り付け、一年生による光の演技と、練習を通じても一番の演奏、演技で締めくくる。残るはフィナーレのみ。リハーサル通りに光のページェントも感動的に終了・・・・。言葉にできない一体感が球場を包み込んだ。

 演奏の音色は正直だ。日常的な自助努力こそが、納得のいく音を生み出す。昨日26日もまた、吹奏楽部は全体練習(写真3)、パート練習、個人練習に励む。普通教室を借りて練習もする。渡り廊下からは、金管楽器の音色が途切れることなく響いた。明日28日は箕面自由学園でハッピーコンサートに約90名全員が出演する。で29日はコンクールに向けての校内選抜をおこなう。コンクールに出場出来るのは50名だ。結構厳しい。選ばれるためにも練習をおこたらない。8月3日には北摂地区コンクールの本番が待っている。

 顧問「最後の最後『さよならマーチ』のエンディングで、低温花火が轟音を上げ、今年の『3000人の吹奏楽』も終演し、それぞれの生徒の胸には、感動と思い出が刻まれたようです。来年度も本校吹奏楽部は『3000人の吹奏楽』に参加いたします。また来年、大きな感動を生徒たちの胸に刻み込めたらと、これからも日々の練習に取り組みたいと思います。」

人に優しく、自分に厳しく! 顧問