シュート!!!  フリースロー練習  ランニングシュート!

入るか?練習が知っている(写真1)

基礎 フリースロー練習!(写真2)

基礎 ランニングシュート練習(写真3)  

女子  豊中総体   

 女子バスケット部3年生最後の「夏物語」です。舞台は8 月1日の庄内体育館、ここに優勝を目指した市内の中学校が集結しました。九中女子バスケット部は経験者が少なく、入部当初から練習の取り組みも甘かった3年48期生も、いつしか「バスケットボールが大好きと心が叫びたがってるんだ!」という気持ちでこの日を迎えたのです。集合写真 

 前半攻防 

 8月1日だ。富田林市でPLの花火が大輪の花を咲かせるその日、女子バスケットボール部3年生は最後の華を咲かせるべく大会に挑んだ。相手は去年の夏の試合では大差をつけられて敗れた一七中さんである。苦戦必至であるが、この試合に負けてしまったら3年生の夏が終わってしまう。

 試合が始まった。なんとかならんか序盤・・・食らいついていって欲しい。点差が開けば相手は余裕でプレーをするし、つけいる(好き・鋤・隙)がなくなる。そうなっては勝ち目はない。だから九中は相手に食らいついていくしかなかった。一七中にシュートを打たれるとリバウンドを奪う。頑張り攻める。第一ピリオドは競った。一桁しか得点が離されていない。勝敗の行方は誰も”話されていない”が、まだまだ攻防は続く。数点差に迫る。点数でこそ負けてはいるがシュートを打つ回数は九中の方が圧倒的に多い!この試合どう転ぶかわからん。コート上でぶつかり時に勢い余って転ぶ。だがシュートまでがリングの上で転び決まらない。得点差は縮まらない。みんな緊張しているせいで、イージーシュートが決まってくれない・・・。

 明日へと 後半希望 次の代 

 第二ピリオドも第一ピリオド同様くらいつく。去年の夏には考えられなかった光景が目の前にひろがった。シュートが決まり出せば相手も浮き足だつはずだ。だが第三、第四ピリオドになっても相手は浮き足だたない。逆に九中陣営が体力、集中力とも少しずつ切れ沈み出す。浮き輪が欲しい!普段ならミスをしないところでミスを連発してしまった。ものすごい緊張感の中で戦っていたのだろう。いつもならまだまだ走れるみんなが、足も重たくなってしまった。

 後半は立て直すことができず、そのまま点差を広げられる結果で試合は終わった。しかし昨年の夏に戦った時とは違い勝負にはなった。一七中を相手にもう一息のところまで来たのは明日への希望である。

 顧問「3年生が九中バスケット部の土台を作ってくれ、ここまで成長してくれたことが嬉しい。試合はここで終わってしまいますが、次は2年生が中心で新しいチームを作っていきます。『先輩たちが作ってくれた、教えてくれたバスケットを私たちが繋げていきます!!』と今日の試合を見た後輩たちは思い、いっそう厳しい練習に励んでくれるでしょう。」最初の試合に向け後輩たちは動き出している。新チームメンバーたちの熱い想いが体育館に充満し新しい時計が動き始めた。まず基礎練からだ(写真1,2,3)

連綿と つながる想い 次の世代へ