basketball3  ジャンプボール  3点シュート

ナイスな試合をしようぜ。(写真1)

ジャンプボール 試合開始!(写真2)

 ナイスな3点シュート!(写真3)  

 籠  豊中総体 

 南米で初めて開催されたリオオリンピック、日本女子バスケットチームは予選リーグを3勝2敗の好成績で通過しましたが、準々決勝で優勝したアメリカに惜しくも敗れました。優勝したアメリカに敗れたので、もしかしたら世界2位の可能性も・・・。また、九中女子バスケットチームなのですが、8月3日に豊中総体で優勝した豊中三中に敗れました。優勝した豊中三中に敗れたので、もしかしたら豊中2位の可能性もあったかもしれません。新チームは先輩の悔しさを糧に8月21日豊能秋季大会に挑みました。メンバーほとんど全員が初心者のチームでしたが、1,2年生の顔は、これまでに見たことがないほど引き締まっていました。「本気」と書いてあるようでした。 

 豊能大会秋季大会 善戦 新チームの初戦は豊中十七中だった。ナイスな試合をしようぜ(写真1)。ジャンプボール(写真2)で試合が始まる。実力は豊中十七中の方が圧倒的に上だ。ほぼ全員が小学校からの経験者である。うちはまだまだ経験不足だが、「やる気」だけは負けない。マンツーマンで相手にしっかりディフェンスをし、くらいついていく。最初の3分間はもちこえた。3点シュートも決めた(写真3)。互角に戦ったが経験の差はいかんともしがたい、徐々に得点は広がっていく。後半いくら点差がひらいてもあきらめない、このままなら100点差がつくかも・・・。だが九中女子バスケ部は最後まで走りきり試合を終えた。100点差はつけられていないぞ。その後ろ姿に暖かい拍手をおくる集団があった。引退した三年生が応援に駆けつけてくれたのだった。拍手は鳴り止まない。

 豊中総体 善戦 思い起こせば応援に駆けつけてくれた3年生の引退試合(写真左上)は8月3日だった。初戦の相手は奇しくも豊中三中である。豊中の大会ではいつも優勝候補の常連で、三ヶ月前には大差で敗北している。が、試合はやって見なければわからない。経験の差なんて関係ない。頑張って、頑張って、頑張って!つらくきびしい練習にも耐えてきた。どこのチームにも負けないよう練習してきたのが、九中女子バスケ部である。

 ピッー。試合が始まった。緊張からか三中のペースで試合が進んでしまう。こちらが先手を奪いリードしなければ勝ち目はないのに。相手に余裕を持たせてはダメだ。よし!九中女子バスケ部は自分たちのペースを取り戻しつも(中略)三ヶ月前にまったく相手にならなかった三中相手に最後まで戦い抜いた。善戦することができたbasketball

 試合終了後、このチームでバスケができてよかった。そんな顔をしているように見えた。その姿を見て、一・二年生は先輩たちのように強くなる。自分たちも後輩にその姿を繋いでいきたい!!「いつか先輩たちを超えます」。先輩「やれるもんならやってみな!」。後輩が今まで自分たちにバスケを教えてくれた先輩を超える。善戦を超えるこれが一番の恩返しだ。 

  顧問「経験者に臆することなく挑んでいく、その姿を見て私自身が一番勉強させられました。何度やられても次は倒す!という姿勢がいい。相手は経験者だからと臆することもなく、次の練習に取り組んでいる姿がいい。バスケットに関わっていたからみんなと出会え、本当に感謝しています。

バスケという種をまいて 経験を育てる。 by 顧問