日本のすまい あたたかいすまい 地震に強い家
地球の環境を考えよう (写真1) あたたかい住まい方を考えよう写真2) 地震に強い家とは(写真3)

 さて、※幸甚です。パナソニックホームズ「住まいとくらしの情報館千里」さんが徒歩で行けるところにあります。5年生では家庭科の授業として、2月15日、16日徒歩で「住まいとくらしの情報館千里」に向かい「日本に住む」ことについて考えました(下写真)。※幸甚(こうじん) 幸せなこと

 社会見学 日本に住む「日本に住む」ということ 先週2月14日 15時29分頃西丘小が講演会中に揺れた。携帯に地震情報が現れる。震源地は京都府南部で最大震度は4だった。大阪は2だ。「津波の心配はありません」。しばらく様子をうかがい安全を確認して講演会を続けた。日本に住むとは地震を避けては住めないということだ。さて、「遠くの親類より近くの他人」ということわざがある。遠方にいる親類よりも近隣にいる他人の方が頼りになるという意味である(デジタル大辞泉)。パナソニックホームズ(住まいとくらしの情報館 千里)さんと西丘小は親類ではないが歩いて数分のところ、とっても頼りになるご近所さまであった。

 5年生社会見学 行きの道中で西町の地域の方とすれ違った。「おはようございます!」「工事、頑張ってください!」と5年生が声をかけた。地域の方は嬉しそうな笑顔であいさつを返してくださる。パナソニックホームズさんに着いてからのあいさつも素晴らしい。担任は、「あいさつ」って、力があるんだを実感する。社会見学の学習では3つのグループに分かれた。①地球の環境を考えよう (写真1)②あたたかい住まい方を考えよう(写真2) ③地震について考えよう(写真3)の3つだ。パナソニックの方のお話にうなづく。「え、世界の20%の地震が日本に来るの!?」、「うわぁ~」「そうなんや!」などと反応を返す。5年生は最高の聞き手となっていた。震度7の地震体験コーナーは、「百聞は一見に如かず」だ。5年生がソファに座る。「3,2,1」のカウントダウンでグラグラと大きく床が、ソファが、揺れる。「こんなに揺れるん!?」「これ、実際に来たらめっちゃ怖いやん!」子どもたちの顔もこわばる。実際の地震にカウントダウンはない。地震が起こったときの備えや対応方法を聞く顔は真剣そのもの。暮らしの中で地震の備えをすることが心の備えになる。将来への備え、地震が起きた時、「遠くの親類より近くの他人」だ。ともに学んだ西丘のお友達が頼りになるのかもしれない。

天災は忘れた頃にやってくる 防災学者 田寅彦