4月21日 伸びしろを測る 全国学テ・すくすくウォッチ
背中が真剣(写真1) |
入試会場みたい(写真2) |
アンケートはタブレット(写真3) |
伸びしろ 子どもたちの学力状況を把握するため、4月18日(火)に「全国学力・学習状況調査(文部科学省)」を6年生で、19日(水)に「すくすくウオッチ(大阪府)」を6年生&5年生で実施しました(写真1、2、3)。「全国学力・学習状況調査」の目的は、「義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から、全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握・分析し、教育施策の成果と課題を検証し、その改善を図る」です。大阪府独自の調査である「すくすくウォッチ」の内容は、【教科横断型問題(わくわく問題)】、【教科の問題(5年生は理科・算数・国語、6年生は理科)】、【児童アンケート(自分自身やふだんの学校生活のこと)】です。西丘っ子はもう真剣な顔で、黙々と問題に取り組んでいました(上写真)。
さて皆さん、いわゆる「テスト」と呼ばれるようなものには、大きく分けて2種類あるのはご存じですか。1つは、入学試験や検定試験のような「テスト」です。これは問題に取り組んだ人が、一定の基準に達しているかを確かめるもの、つまり「何ができるか」を測る「テスト」です。もう一つは、「何ができていないか」を測る「テスト」です。小学校の中でおこなわれる「テスト」は、ほとんどがこちらの「テスト」なんですね。「できていないか」なんて調べるなんてずっこい。いや言い方を変えましょう。小学校の「テスト」は「伸びしろ」を測る、です。伸びしろとは成長する可能性を意味します。「ココをより深めて学習しよう」、と方向を示してくれるのが小学校の「テスト」なのです。 道に迷った。間違えた。今回の調査がもどり×がついた問題があっても悲しむことはありません。どんなもんだい「これから目指す道が見えた!」と喜んで欲しい。それぞれの結果は、おおよそ夏から秋ごろにかけて返却される予定です。あなたの伸びしろを探しましょう。
迷い道 方向示す 春の問い