千里星雲高校プログラミング講座 情報の先生 スクラッチを始めた!
プログラミング講座 開講(写真1)

千里青雲高 情報の達人(写真2) 

Scratchを操る 西丘っ子(写真3) 

 MEAN MEANとセミの声がおだやかに響くようになっても、まだまだ猛暑が続く夏休み終盤です。さて、8月21日(月)の夏休みも終わりに向かう頃、西丘小の56年希望者が千里青雲高校へと向かいました。千里青雲高校情報科の先生が、西丘小5,6年生を対象に「プログラミング講座」を開催してくださったのです(写真1)。小高連携には"意味(MEAN)"があります。

プログラミング講座 プログラミング講座 2020年度から小学校のプログラミング教育が必修化され、プログラミング学習の注目度が高まってきている。プログラミングにはまると非常におもしろい、らしい。自由な発想が世界の人を楽しませる、らしい。プログラミングが世界の扉を開く。そこで、千里青雲高等学校情報の先生が、西丘小5,6年生を対象に「プログラミング学習」を企画してくれたのである。夏休み前、「プログラミング無料講座のご案内 」のプリントが西丘に届く。「1.日付 令和5年8月21日(月)、2.時間 9:30~11:30、3.場所 大阪府立千里青雲高等学校 (2号館2階 LAN教室)4.内容 Scratchプログラミング”簡単なシューティングゲームを作ろう(左写真)”」 21日朝、西丘っ子は千里の道は一歩から、プログラミングの道も一歩からと、学園坂をのぼり千里青雲高等学校へと向かった。

「Scratch(スクラッチ)」を使って 千里青雲高校LAN教室には情報の達人がいた。成田先生である(写真2)。ふだん高校生を相手に授業をされているので小学生はこわがらないだろうか、と思ったがその心配は杞憂に終わった。物腰やわらかく、固い専門用語もやわらかく教えてくださる。使うソフトはプログラミング教材の一つである「Scratch(スクラッチ)」だ。Scratchとはマサチューセッツ工科大学(MIT)のメディアラボで開発された、子ども向けのプログラミング言語である。マウス操作や指でのタッチ操作でゲーム制作ができるという特徴がある。さわやかに講座が始まった。・・・Scratchでキャラクターを動かすときX座標、Y座標という言葉が出てくる。難しいじゃないか。中学生で習う内容だが、成田先生は「Xは横に動かす。Yは縦方向に動かすと覚えておいてください」。西丘っ子はすぐに覚えた。反応がはやい。西丘っ子の目が輝く。攻めるキャラはお猿、投げる武器はバナナ、攻撃相手はフットボーラー、ブロックパレットからプログラムをドラック&ドロップし、ブロックをつなげていく。条件分岐を学ぶ。繰り返しの処理を学ぶ。あっという間の2時間、西丘っ子はシューティングゲームを完成させた(写真3)。好きなことに集中すると時間が経つのが早いというのは、本当だ。さわやか講座が終わった。鉄は熱いうちに打て。小高連携には意味があった。

 成田先生「西丘の子ども達はメリハリがあり聴くときは集中してくれたので、とても楽しく教えることができました。プログラムを作る時は爆発的にのめりこんでいる姿が印象的でした。プログラミングの世界で西丘小から世界へと羽ばたいてくれたらと思います」

ブロック積み 広がる未来 ほとばしる