支援員は見た タブドリ タブドリ実施中
ICT支援員:授業観察(写真1)

2年生算数:タブドリ (写真2) 

2年生児童:タブドリ挑戦(写真3) 

 紅葉が色鮮やかな季節となりました。さて、にしおかでは「一人一台タブレット」を令和の文房具とすべく、情報活用能力育成を推し進めています。先週の2年生とあるクラスは算数の時間でした。タブレットを当たりまえのように使って「学びの秋~タブレットドリル 算数~(下写真) 」の授業を鮮やかにおこなっているところを、ICT支援員さんは見逃しませんでした。

タブレットドリル(東京書籍) ICT支援員は見た! 豊中市におけるICT を活用した「学び」の基本方針は、「デジタル技術の活用による ICT 教育環境を整備し、全ての子ども 一人ひとりに最もふさわしい創造性を育む新たな学びを実現します」とある。その実現の一助として、各学校にICT支援員さんが配置されていた。ICT機器を生かした授業内容を共有するには?西丘の教職員がICTのスキルやアイデアを共有し集合知に発展させるのが一番だ。支援員さんは今日もタブレット授業をかぎつけ、令和の文房具の当たり前を取材する。

 2年算数を見た 世の中には4文字(音)の略称が溢れている。「インスタ」、「コンビニ」、「パソコン」、人名なら、「サトテル」「キムタク」。西丘では、「クリリン」「オクティー」などなど。4文字は音が短くなることで言いやすく誰もが覚えやすい。そこで、「タブドリ」である。正式には「タブレットドリル」と呼ぶ。「タブドリ」は一般に普及しているかどうか定かではないが、2年生では普及していた。タブドリとはiPadの中にあるドリル教材だ。ICT ならではの特長を生かし、解いた問題を自動採点し次に取り組むべきプリントへと誘導してくれる。小学校は1年生から6年生まで(国語・社会・算数・理科・英語)の問題を用意、担任は紙のプリントやドリルとタブドリを併用することで基礎学力アップの相乗効果を狙う。ICT支援員さんは2年3組の教室にいた(写真1)。黒板にタブドリを目撃(写真2)!児童たちはまとめの算数復習(掛け算:2から5の段)をタブドリでおこなっていた(写真3)。2年生では「タブドリ」がすっかり日常の光景となっている。

 支援員ここがいい。「黒板に”タブドリ”で児童に伝わっています。2年生にしてタブレットドリルを開く手つきも中の問題に取り組む態度も、すっかり慣れて落ち着いたものです。はい」

タブドリや キツツキみたい キーたたき