タブレット貸与式 タブレットサポーター タブレットサポーター

タブレット貸与式(写真1)

iPad ログイン(写真2) タブレットドリルに挑戦(写真3)

 6月は雨に映えるアジサイの花が美しい季節でもあります。さて、にしおかでは「一人一台タブレット」を使った学びを推し進めています。1年生はタブレットを令和の文房具とすべく6月12日に貸与され(写真1)、6月21日には学びをひろげるため6年生がサポートする時間を持ちました。スイッチオン(下写真)!

 タブレットサポーター1年生の教室へ6年タブレットサポーター募集! GIGA スクール構想とは全小中学校に「一人一台タブレット端末」を整備し、ICT を活用した学び方改革を推進するものである。目的は、「主体的・対話的で深い学び」の実現、新しい時代に対応した情報教育、個々に応じたきめ細やかな教育、学校と家庭学習の効果的な連携、等をあげている。さて、1年生は6月21日に6年間タブレットを文房具として活用するために6年生からサポートを受けたのである。6年生は教えることで学ぶ。

 修学旅行から帰ってくると6年生の教室に1枚の張り紙があった。内容は「タブレットサポーターのお願い」だった。文面はこうだ。「修学旅行おつかれさまでした。とても貴重な経験と、すてきな思い出を作れたことかと思います。これから報告集会もありますし、まだまだ6年生は続きます。さらに成長したみなさんの生活ぶりを、楽しみにしています。さて、そんな6年生のみなさんにお願いがあります。本日の授業・給食・終わりの会終了後、1年生のタブレット学習のお手伝いをする「タブレットサポーター」をしてくれる人、いませんか。条件は、・1年生にやさしくていねいに指導ができる人・IDなどをパパッと入力できる人・他人のIDやパスワードをもらさない正義の心を持った人です」。やってもいいよという有志が30人ほど集まった。 久しぶりに、1年生に会いに行こう!

 1年生にあいにいった。 タブレットの扱いに慣れた6年生も最初は初心者だった。5限目、初心忘るべからずと1年生の教室に向かう。1年生に「あー、6年生キター」とか言われてもニコニコを忘れない。担当の先生が前に立つ。ざわざわ。1年生は6年生からiPadのログイン方法や学習ソフト(タブレットドリル)を習うことを知っている。楽しみに違いない。担当教員の説明後6年生サポーターの出番だ。「それでは6年生のみなさん、お願いします」まずは、1年生のタブレットにタブレットドリルの①団体コード ②ID ③パスワードを、それぞれのパスワードシートを見て入力する(写真2)。人にみせてはいけないよ、とのアドバイスを忘れない。入力できたら「パスワードを保存する」にチェック☑を入れて、「『ログイン』を押してごらん」。1年生が押す。ぐるぐるマークが回ってもここはじっと待つ。「何回も押すとよけいに混んじゃうよ」とのアドバイスは忘れない。ではタブレットドリル学習を実際にやってみる(写真3)。6年生は机を見回りながらてきぱき動く。わかんない?と言ってくる1年生に優しく教えてあげた。タブレットサポーターの時給は0円だがこの時間はプライスレスだった。この貴重な時間は忘れない。1年の先生方からの大いなる感謝と1年生からの尊敬を集めた6年生である。

夏初め プライスレスの 事始め