8月24日 子ども理解×生徒指導=九中校区小中連携研修
小中連携研修:タイトル(写真1) |
小中連携研修:多目的室(写真2) |
iPadを使ってアンケート(写真3) |
九中校区小中連携研修 明日はもう2学期始業式ですが、夏休みは先生にとって学びの場でもありました。さて、夏休みに入った7月25日(火)の午後、豊中市教育委員会の白井先生におこしいただき、九中校区の小中学校教職員を対象にした小中連携研修(校区小中連携委員会主催)を開催しました(写真1、2)。「九中校区はひとつ」をめあてに、西丘小学校多目的室に150名近くの先生(会場に来られない先生はオンライン参加)が大集合です。校区の先生たちが顔をあわせともに共通のお題で考え、ともに微笑むことに"意味"があります。
子ども理解に基づく生徒指導 ~生徒指導提要 対処療法的な生徒指導からの脱却~(下写真)
白井先生からは、豊中市の問題行動等の現状と特徴、※生徒指導提要(改訂版)についての要点をわかりやすく解説していただく。時折、iPadでフォームズを使いQRコードを読み取りアンケートを実施(写真3)、先生方の回答をスクリーンに映し出す。結果はオンタイムで共有された。
白井先生「・・・授業は全ての児童生徒を対象とした発達支持的生徒指導の場となります。生徒指導を意識した授業づくりは、生徒指導の実践上の視点である、自己存在感の感受、共感的な人間関係の育成、自己決定の場の提供、安心・安全な風土の醸成を意識した実践に他なりません。教員が学習指導と生徒指導の専門性を合わせもつという日本型学校教育の強みを活かした授業づくりが、児童生徒の発達を支えます。」授業のなかに、知識や思考力を身につけ、学力を高めるだけではなく、児童生徒が個性を伸ばし社会性を身につけるように働きかける生徒指導の視点を意識する必要がある。めあては達成された。
※ 「生徒指導提要(文部科学省)」:実際の生徒指導方法等について記述されたもので、平成22年に作成され令和4年12月に改訂されました。「生徒指導提要」は生徒指導の理論や考え方を時代の変化に即して網羅的にまとめ、生徒指導の実践に際し教職員間や学校間で共通理解を図り組織的な取り組みができるようにまとめられています。
鳴くセミや 響く授業 意識して