防火扉 煙探知機 防火シャッター
防火設備点検:防火扉(写真1)

防火設備点検:煙感知器(写真2) 

設備点検:防火シャッター(写真3) 

 ようこそ防火設備点検業者のみなさん。昨日9月11日は西丘防火設備点検の日です。法律に基づき1年に1回豊中市から依頼された専門家の方に来ていただき実施しています。主な内容は、防火扉、防火シャッター、防火スクリーン、煙感知器の動作確認でした(下写真)。防火設備には、万が一の時に煙や炎を遮る大切な役割があります。

防火設備点検 防火設備点検 防火扉等は校内で発生した火災による煙や炎を一定の区画で防ぐことが目的だ。即人命救助につながる。但しそれは正常に作動することが前提条件であるのはいうまでもない。そこで1年に1度、防火対象物定期点検が義務付けられている。防火扉(写真1)は各教室廊下等に設置してある。火災の際には煙感知器(写真2)と連動し自動的に閉鎖して炎を防ぐ。防火シャッターは広い通路にある。西丘では2階の吹き抜けになっている図書館の上、職員室前から教室棟にかけて設置している。防火扉と同様火災の際には煙感知器と連動し自動的に降りて炎や煙の侵入を防ぐ。エレベーター前や階段の天井には、耐火性抜群の防火スクリーンがある。だが鉄壁の防火設備にも不安がよぎる。自動で作動した結果、逃げ遅れたりして閉じ込められる心配はないのか。専門家の説明によると防火扉には避難用の戸を設置、防火スクリーンには切れ込みが入って避難口となり、誰でも簡単に押し開けることができるということだ。不安は払しょくされた。

 防火シャッターが降りた! 校内放送が入る。教頭先生「ただいまから消防設備点検をおこないます。各階の防災シャッター、防災扉が点検のため閉まります」専門家の方が点検を開始した。防火扉・防火スクリーン・防火シャッターが煙感知器と連動しているか。防火シャッターの降りるスピードは基準内かどうかも計測する。ガラガラ。防火シャッターが降りてきた。普段は職員室前ロの字型廊下からオープンスペースの図書館が一望できるが、職員室前2階の光景が一変する写真3鉄のカーテンが目の前に立ちはだかった。図書館は見えない。火事がなければ1年に1度しかお目見えしないシャッターだ。これでは炎も煙も入ってこれまい。防火設備点検で火災予防の万全を期す。

9.11 西丘守る 設備点検