山口県の先生 引き渡し訓練 引き渡し訓練
山口県の先生:給食見学(写真1)

引き渡し訓練マニュアル (写真2) 

引き渡し訓練開始(写真3) 

 紅葉が色鮮やかな季節となりました。さて、本日22日(水)、緊急時において保護者の方へ安全に確実に児童の引き渡しを行う「引き渡し訓練」を実施しました(下写真)。想定外のことはいつ起こるかわかりません。いざというときに備えます。

 引き渡し訓練凡事徹底 凡事徹底とは当たり前のことを当たり前に行うということで、その積み重ねが大きな違いを生みだすという意味である。だが、当たり前のことを当たり前におこなうのは実は難しい。訓練もそうである。訓練とは、学校現場でおこなう場合、「一定の目標に到達させるための実践的な教育活動」のことを指す。阪神・淡路大震災の被害にあった大阪府では年1回、大阪府下全域を対象とした「880万人訓練」が毎年9月に実施されている。自治体・消防・警察・企業などの連携確認をはじめ、府内にいる人々にも緊急速報メール(訓練用)が配信されるのだ。毎年行うことで、凡事徹底を図っている。西丘では想定外がおこった場合に備えての「引き渡し訓練」を今年も凡事徹底する。

 引き渡し訓練開始 昨日、山口県立萩総合支援学校の先生お二人が、縁あって西丘の授業を見学しに来てくださった。3、4限の授業、給食の時間を視察される(写真1)。注意深く見られた。突然のお客さんの来学級に、どの学級もみんな元気にあいさつを贈る。授業には集中だ。当たり前のことを当たり前にする様子に校長先生も鼻が高い。さて、引き渡し訓練だ。目的は緊急時において確実に保護者へ児童の引き渡しを行うである。では緊急引き渡しが必要な場合はどんな時だろうか。大地震、不審者(近辺徘徊)、学校火災などが想定される。当日の流れは、マニュアルに沿って(写真2)おこなった。13:30「今から訓練を始めます。運動場に移動しましょう」の放送を合図に避難訓練が始まった(写真3)。下足室からクラスごとに児童が出てくる。運動場へ着いたら各クラス1列にならび、ランドセルは前に置きお家の人が来るのを待つ。先頭の児童は保護者からも見つけやすいよう、プラカードを持って待つ。13:40分以降、上門・下門から保護者の方々が次々に迎えにこられた。校長先生のお話の後、児童と一緒に自宅へと避難していった。

小春日に 凡事徹底の 引き渡し