行ってきます集会 千羽づる 歌「おりづる」

行ってきます集会(写真1)

千羽鶴(写真2)

歌:おりづる(写真3)

 アジサイの花も梅雨でより元気に見えます。さて、元気といえば、6月19日(月)から、広島へ修学旅行に向かう6年生です。6年生は6月14日朝、自分たちがどんな思いで広島に行くのか、体育館で「行ってきます集会」をおこない全児童にその思いを伝えました(下写真)。

行ってきます集会 「広島」に行く前に 6月19日(月)から6年生は広島へ修学旅行へと向かう。新型コロナウイルスも2類から5類へと移行し収束の兆しが見え始めた。昨年は、オンラインでの「行ってきます集会」だったが今年は日常を取り戻す。体育館に全児童が集合だ。が油断はならない。コロナだけでなく季節外れのインフルも報告されている。体育館はすべての扉窓を開放する。感染防止対策は怠らず「行ってきます集会(写真1)」をおこなったのだ。これまでに6年生は全校児童に向けて、「おりづる朝会」で平和の思いを込めて「おりづる」を折ってもらうようにお願いしていた。千羽づるも披露される。自分たちがどんな思いで広島に行くのか、何を学んで来るのか、発表後、体育館全体に自然と拍手がわきおこった。

 6月14日「行ってきます集会(左写真)」 みなさん、おはようございます。今から、行ってきます集会を行います。今、わたしたち6年生は、平和学習を通して、戦争の恐ろしさ、残こくさを学び、日常の尊さを感じているところです。そして6月19日、20日には広島へ修学旅行に行き、戦争や平和について学習してきます。そこで今日は、みなさんに少しでも戦争の恐ろしさと日常の大切さについて考えてもらいたいと思い、「行ってきます集会」を行うことにしました。みなさんは、1945年8月6日と9日に何があったか知っていますか?広島と長崎に原爆が落とされた日です。

 ・・・なぜ広島に千羽鶴をささげるか知っていますか?当時小学生だったさだこさんという女の子のお話をします。さだこさんは生きることを決してあきらめませんでした。なぜなら、看護師さんから「千羽鶴を折ったら願いがかなうよ」と言われたからです。さだこさんは生きたかったのです。熱が出ても病気が悪化しても…つるを折り続けました。思いは届かず12歳でなくなりました。今のわたしたちと同じ年です。千羽鶴を折ることは、さだこさんのような子どもを二度とつくら ないという、平和を願う気持ちにつながっています。私たち6年生は、みなさんの気持ちがこもったこの千羽鶴(写真2)を、平和記念公園へ持っていきます。そして西丘小学校の代表として、平和への願いをささげてきます。

・・・今から平和の気持ちをもって、みんなで「おりづる」の1番を歌いたいと思います写真3。わたしたちは修学旅行で、戦争の苦しみや悲しみ、原子爆弾のおそろしさを学んできます。そして、今、私たちがどれだけ幸せで平和にすごせているかを感じてきます。私たちが帰ってきたら、また報告を聞いてください。最後に「ヒロシマのある国で」を歌います。では、行ってきます!

梅雨空に 平和祈りて 行ってきます