環境学習 アルミ缶回収体験 集められたゴミは・・・

「はい」3Rについて学ぶ(写真1)

「えい!」ゴミを回収車へ(写真2)

「ダッー」ゴミ回収後の排出(写真3)

 一昨日近畿地方が梅雨入りしたと気象台より発表がありました。梅雨の時期は体調を崩しやすい時期です。気分転換をし頑張る休むのバランスを大切にしましょう。さて、4年生では、子どもたちの環境に対する興味や関心を高めたい!そこで、5月30日ゴミ収集のプロの方にお越しいただいて、出前授業をしていただきました(下写真)。

パッカー車がやってきた! 「ごみ」環境学習 環境学習の守備範囲はひろい。中でも「ごみ」の学習は子どもたちにとって身近なテーマであり、4年生にとって環境問題への入り口となる大切な単元だ。豊中市もまた循環型社会をめざしごみの減量に取り組んでいた。「第4次豊中市ごみ減量計画」においては、令和9年度(2027年度)までに、平成28年度(2016年度)と比較して「焼却処理量の8%削減」という目標を設定しているのである。愛称はハッピー(8%)ごみ減量(げん)プランという。目標を達成するためには市民の協力がかかせない。幼い頃から環境に対する興味や関心を高め、ゴミについて考えてほしいと出前授業を実施しているのであった。

 ゴミのプロといえば豊中市環境部家庭ごみ事業課の皆さんだ。可燃ごみ・不燃ごみや、粗大ごみ・資源ごみといったごみの種類を問わず、ごみの収集をおこなってくれている。ゴミ収集で欠かせないものが、「パッカー車」である。パッカー車という名の由来は英語で「詰め込む」を意味する「pack」からきたのだろうか?ただ、英語圏でごみ収集車をパッカー車と呼ぶことはないため海外では通じない。日本のゴミはパッカー車へと通ず。

 パッカー車が現れた  4年生は2限3限と環境を学ぶ。1時間は多目的室で座学(ごみを減らすための工夫、3R(リサイクル、リユース、リデュース)等 写真1)だ。もう1時間は体育館前でパッカー車等を使った体験学習である。朝から梅雨入りした雨が体育館前に降る。ところが2時間目開始前に雨は止んだ。天は4年生に味方する。豊中市環境部家庭ごみ事業課代表の小谷さんがマイクを持ちごみの見方について語った。ごみ収集のお仕事では3つ大切なことがある。「①朝から体操をします。ごみ収集には体力がいるのでケガをしないように体操をし体調管理の確認をします」②「ミーティングをします。ごみ収集ルート、工事等ごみに関する情報共有です」③「安全に作業をおこなうためパッカー車の点検です」お話後4年生はパッカー車等を体験する。体験したい人?はい!はい!はい!4年生生は積極的だ。アルミ缶回収の仕方(写真2)、分別、排出(写真3)、パッカー車にも乗らせていただいた。ゴミの減量は地球温暖化防止に通ず。  

 小谷代表「4年生の皆さん、興味深く授業を聞いてくれてありがとうございました。一人一人がゴミを減らすことで、環境に優しい活動をすすめていきましょう」 

梅雨空や ごみを減らして 世界変え