おそうじのいみ おさえばき ぞうきんのつかいかた

おそうじについて学ぼう(写真1)

ほうき・ちりとり使い方(写真2)

ぞうきん使い方(写真3)

 5月は、こころとからだの疲れが出やすい時期です。上手に気分転換をし頑張るところと休むところのバランスを大切にしましょう。さて、1年生では、掃除を通して子どもたちの力を伸ばしたい!そこで、5月25日ダスキンお掃除教育研究所から藤原隊長を先頭に3人のプロの方にお越しいただいて、出前授業をしていただきました(下写真)。

たてしぼり

 キレイのタネまき教室 お掃除のプロといえばダスキンさんである。ドーナツだけの会社ではない。小中学校では「掃除をするとどんな効果があるの?」などを考える機会はあまりない。ダスキンでは未来を担う子どもたちに、「掃除がなぜ必要なのか」をわかってもらい掃除に取り組むことで自分の内なる力を伸ばして欲しいと願っている。そこでダスキンおそうじ教育研究所「われらクリーン調査隊」では、小中学校向けに掃除教育の出前授業を考えられた。西丘小では1年生の最初に「そうじの基本」&「きれいは楽し」を身につけて欲しいと願う。両者の思惑は一致した。体験を通して楽しく掃除について学ぶ。「われらクリーン調査隊」が今年もやってきた。

 「われらクリーン調査隊」西丘小学校1年生の教室へ 1年生のとある教室。藤原隊長「おそうじをまったくやらなかったら?」はいはいはい!指名された1年生は次々に答えた。「めちゃくちゃ汚くなる」「ほこりだらけ」「いやー」お掃除の目的は3つだ。”か・い・て・き(気持ちよく過ごす)、な・が・も・ち(モノを大切に)、け・ん・こ・う(元気に過ごすため)”だ(写真1)。1年生は、まず「汚れ」の正体を知った。目にみえないぐらいのほこりが8時間かけて落下してくることを知る。ほうきを乱雑にあつかって掃除をしたらほこりをまき散らすことを知る。ほうきは正しく持ち寝かせてゆっくりとはく写真2。これを「おさえばき」だと知る。ちりとりは、ななめに寝かせてほうきにあわせゆっくりと後ろへ。正しく使うとゴミが残らない。教えてもらったことは即実践だ。上手!続いては、「ぞうきん」である。「手のひらの大きさにあわせてたたむと上手に使えます」机の拭き方を学ぶ写真3。しぼり方を学ぶ。ぞうきんをバケツにチャポーン!・・・ぞうきんを下から上に持って縦に伸ばす。腕を曲げ伸ばす。ギュー、ギュー、せーのでギュー、あら不思議、ぞうきんは1年生の力でも固く絞られた。これを「たてしぼり」という(上写真)。今日からの掃除でこの技を使いたい。

 藤原隊長「ダスキンでは掃除用具の正しい使い方を楽しく学ぶ出前授業をおこなっています。西丘の1年生がお掃除は楽しい、と思ってくれたら出前授業は成功です。大成功だったので1年生はクリーン調査隊のメンバーに選ばれました。これからのお掃除でがんばってくださいね」 

おさえばき 健康まもる 五月かな