支援員さん 授業大会 5年社会 2画面共有
ICT支援員:授業観察(写真1)

5年社会:授業大会(写真2) 

5年社会:ツインでiPad(写真3) 

 紅葉が色鮮やかな季節となりました。さて、にしおかでは「一人一台タブレット」を令和の文房具とすべく、情報活用能力育成を推し進めています。先週の5年生とあるクラスは社会の時間でした。iPadを鮮やかに使っているのをICT支援員さんは見逃しませんでした。

5年社会 貿易摩擦 ICT支援員は見た! 豊中市におけるICT を活用した「学び」の基本方針は、「デジタル技術の活用による ICT 教育環境を整備し、全ての子ども 一人ひとりに最もふさわしい創造性を育む新たな学びを実現します」とある。その実現の一助として、各学校にICT支援員さんが配置されていた。ICT機器を使った授業内容を共有するには?西丘の教職員がICTのスキルやアイデアを共有し集合知に発展させるのが一番だ。支援員さんは今日もタブレット授業をかぎつけ、当たり前を取材する。

 5年社会を見た ICT支援員さんは5年1組の教室にいた(写真1)。めあては「日本の貿易や運輸と貿易をめぐる問題がわかる」であった。4つのキーワードについて授業作りの深堀をおこなう。キーワードは「貿易摩擦」、「IOT(モノのインターネット化)」等だ。たとえば、貿易摩擦について調べてみる。貿易相手国との収益不均衡は国内経済に悪影響を及ぼし両国間に軋轢を生じさせる、”摩擦”だと知る。友達関係でも2者間でトラブルになったら、第三者(世界貿易機関(WTO))に入ってもらって解決することはままある、なんて情報をタブレットで集めた。情報をもとに自作のプレゼンテーションを作った。興味を持ってもらうためクイズを入れたり、NHK for schoolの動画から抜粋して見て見てねとプレゼン資料に仕上げる。最後はお店を開いて(写真2)、授業大会のはじまりだ。各グループは前半お店で3回演じ、後半で3回お店を回った。日本の貿易や運輸と貿易をめぐる問題がわかった気がする。

 支援員ここがいい。「他グループのメンバーに自作の教材を見せて授業を行う”授業大会”は素晴らしい企画でした。皆さん、すっかりPowerPointの機能を熟知し、2台のiPadを使って(写真3)スライドを見せつつ動画再生するアイデアも登場していたのが、いいですね」

小春日に ツインiPad 活躍し