秋田豪雨 地区ごとに集合 集団下校

7月14日:秋田県集中豪雨(写真1)

訓練:地区毎に集合(写真2)

訓練:避難開始(写真3)

 気温の急上昇とともにMEAN MEANと蝉が大合唱を始めました。さて、7月12日の下校は風水害避難訓練です。訓練の目的は、大雨や強風の恐ろしさを知り、集団下校を通して危険箇所を確認するとともに、東西南北同じ地域の人たちと安全に下校することでした(下写真)。お互いの顔を確認することにも”意味”があります。

風水害避難訓練 風水害避難訓練 秋田に1カ月分の大雨(写真1) 

 7月15日秋田県が豪雨に見舞われた。「・・・河川の氾濫が相次ぎ、15日午後10時現在、秋田市など6市町村の一部で、5段階の警戒レベルで最も高い「緊急安全確保」(レベル5)が発令された(写真1 毎日新聞より)。梅雨前線が東北北部に停滞し線状降水帯が発生、秋田県は記録的な豪雨に襲われたのである。地球温暖化の影響か、異常気象か?先日の大雨で豊中市に大雨警報が発令され西丘においても集団下校を経験した。風水害避難訓練の必要性は高まっている。

 集団下校  7月12日13時40分全校放送が流れた。「今から風水害避難訓練及び集団下校を始めます。みんなで協力しましょう」。まず6年生が1年生を迎えにいく。東西南北の同じ地域やマンションの人たちが班ごとに分かれ、図書館(写真2)等に集まった。5年生のとある教室では、担当の先生から風水害で集団下校をする際に気を付けることが話された(写真3)。きちんと整列をする、足元や身の回りに飛んできそうなものがないかなど確認しながら歩く、お互いの傘に気を付ける等・・・。集中豪雨は学校にいる時におこるとはかぎらない。担当の先生「突然集中豪雨に出会う場面が多くなりました。その時は近くの建物に避難しましょう。台風の時は傘が裏返ったり、傘の骨が周りの人に当たると危ないので傘をささずに近くの建物に避難しましょう。お家にいるときは無理に外出しないようにしましょう」

 14時10分。下校準備が出来た班から教室を出た。担当の先生の指示に従って、静かに、安全に気をつけながら集団下校をする。中心はやっぱり6年生である。6年生が低学年の児童に声をかけた「こっちだよ」。蝉の合唱が集団を後押しする。先生を先頭に、上の門、下の門と分かれ集団下校をしていった写真3

 担当者「6年生が1年生に声をかけている姿をよく見かけ、1年生も安心だろうなと思いました。今年はもう2回集団下校を経験したからか、列に並ぶのがスムーズで良かったです」

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