2月16日 おはなし会×お昼休み=よみきかせさん
おはなしかいは多目的室(写真1) | 絵本は・・・(写真2) | リアルにナレーション(写真3) |
今週は暖かな日が続きます。さて、暖かいと言えば2月13日(火)、15日(木)お昼休みに多目的室でおこなわれた「おはなし会」です(下写真)。読み手は、よみきかせボランティアのおかあさんたち10名で、リアルなお話に西丘っ子は夢中になりました。
お話会 「よみきかせ」とは、図書館情報学用語辞典によると、読み手が本や絵本を子どもたちに読んで聞かせること。・・・子どもが物語に親しむきっかけを作り、読書の素地や動機付けを行うことが目的である。が、読み手が聞き手である子どもとコミュニケーションを図ることに意義があるとも考えられている。読み聞かせには、生活的な読み聞かせと学習的な読み聞かせがある。公共図書館や家庭では通常、前者にあたる楽しみのための絵本や物語の読み聞かせが中心である。おはなし会はもちろん前者であった。リアルお話会であるが、まだまだインフルエンザやコロナが流行している。よみきかせボランティアの方々はマスクをし両手にしっかりと絵本を持ち、リアルな声を西丘っ子へと届けた。
絵本 トラネコとクロネコ(作絵:宮西達也 すずき出版) 13日のお昼休み、1・3・5学年が多目的教室に集合する(写真1)。午後1時30分はじまり。はじまり。カーテンが閉められる。お話は「トラネコとクロネコ(宮西達也 作)」だった(写真2)。よみきかせボランティアの方がページをめくっていく。ナレーションや登場人物の声が四方から聞こえてくる(写真3)。いや人物ではなかった。ネコだった。時に本は横から縦に変わる。めくるめくお話に西丘っ子は絵本に釘付けだった。・・・・あるところに、桃が一個落ちていた。その桃を巡り、トラネコ(たま)とクロネコ(ブルース)が言い争いを始める。最初はどちらが最初に見つけたのかで争う。桃栗三年柿八年。いつまでも自慢話や悪口が飛び交う。桃が食べたーい。感情がぶつかる。一歩もひかないタマとブルース。「あっちのきまで、かけっこできょうそうしようよ!」となった。「よーい、どん!」ここからはとんでもないお話が待っている。だが結末にはさわやかな風が吹いていた。おしまい。さわやかなおはなし会、ありがとうございました。
春風に トラクロねこが 競争し♪