教育実習 算数 司書の先生「よみきかせ」 実習生 図書の貸し出し
教育実習:5年算数(写真1)

司書の先生:読み聞かせ(写真2) 

教育実習:図書の時間(写真3) 

 9月後半に入ってからもまだ日中の暑さは気になるところですが、気になるといえば教育実習です。教育実習とは、大学から依頼された学校で2~4週間程度の実習をおこなう、大学の科目です。今年も2人の教育実習生を9月19日から迎え、熱く教育を学んでいます。 

教育実習 教育実習 教育実習の日々は緊張の連続であるが、実習期間はあっという間に過ぎる。児童にとっても教育実習は良き思い出として残る。だが、昨今長時間労働や過酷な労働環境?などを理由に教員を志望する学生が減っているのはさびしい限りである。教員の仕事を通して子どもの成長に関わり、子どもの喜怒哀楽を共有する喜びは何物にも代えがたい。西丘では実習生を受け入れ一人でも多くの学生に教員の魅力を感じてほしいと願う。2023年度は2人の実習生を迎えた。子ども達と良き関係を築いてほしい。

 5年「図書」と教育実習生 実習生O先生は日々学ぶ。5年算数「最小公倍数」の授業では子ども達が突っ込みどころ満載、相互交流で楽しい授業を展開した(写真1。板書の仕方、発問、児童対応を実践で学ぶ。子ども達の反応が糧となる。子ども達は、正直に是々非々で判断してくれる先生だった。そんな中、昨日9月27日5年図書の時間では「読み聞かせ」に挑戦した。絵本は「しにがみさん(柳谷小三治)」、”えどのまちのわかい夫婦があかちゃんをさずかった・・・” 子ども達は前のめりになって耳を傾ける(上写真)。自分たちを知ってくれている人が本を読んでくれるのは嬉しいもの。人物のセリフの切り替えが難しい本だったが、子ども達が聞き分けてくれた。続いて、百錬磨の司書の先生が登場する(写真2)。子ども達はうなずき、時にお話に首を突っ込んだり突っ込まな語(かた)り・・・。一朝一夕には近づけない技術があった。実習生は司書の先生からも学ぶ。その後は、図書の返却、貸出業務に携わった(写真3。経験してわかることがある。

 実習生「私は授業づくりを学んでいます。図書の時間の読み聞かせでは、司書の先生、担任の先生より登場人物の特徴に応じたセリフの強弱をつけること、内容が伝わる声の響かせ方についてご指導していただきました。先生方の授業に少しでも近づけるよう、努力していきます」                                     

あれやこれ 学ぶ経験 浴びる秋