貸し切り広電 原爆ドーム 資料館
セレモニー千羽づる 千羽づる 資料館

 アジサイの花も梅雨でより元気に見えます。さて、元気といえば、6月19日(月)から修学旅行に向かった6年生です。6年生は修学旅行を楽しむだけではなく、「戦争の恐ろしさや平和の尊さ」を学ぶため、昼食後、貸し切りの広電に乗車し「平和記念公園」へと足を進めました。

平和セレモニー

 「平和記念公園にて」 広島の”お好み焼き”でお腹を満足させた後、貸し切りの広電へと向かう。広電は今ではめずらしい路面電車だ。広電のスローガンは、「協力一致 心からのサービス みんなで無事故」である。西丘っ子は安心して貸し切りの広電に乗車(上写真左)した。下車駅は原爆ドーム前駅である。少し暑いが真っ青な空と心地よい風が6年生を迎えてくれた。下車後は原爆ドームをぐるっと回り(上写真中)その存在を確かめた。公園は外国の方がいっぱい。観光客が増えているという報道は本当だった。英語以外の言語も飛び交う。世界の人にこの地で原爆投下の事実(上写真右)、平和を肌で感じてほしいと願う。

 平和セレモニー左写真) クラス写真を撮影後、原爆の子の像の前で平和セレモニーをおこなう。が、その前に他団体の小学校さんがセレモニーをおこない合唱していた。見事な合唱に6年生は自然と拍手を送った。次は私たちの番だ。少し緊張し整列する。6年生が決めた修学旅行のスローガン「一人一人が平和を願い折り鶴を羽ばたかせよう」を宣言し、西丘小学校664人全員の平和の願いを込めた「折りづる」を捧げる(下写真左・中)。誓いの言葉「私たちは二度と戦争をしないことをここに誓います」に続き、心を込めてHEIWAの鐘を歌った。心の歌が平和記念公園に響く。周りにいた外国の方が集まってこられる。耳をすませている。合唱後温かい拍手が公園いっぱいにひろがった。音楽は国境を越える。西丘小6年生は世界の人に感動を伝えたようだ。平和記念資料館では、人類史上初めてとなる広島への原爆投下からの筆舌に尽くしがたい悲劇が語られ(下写真右)、さまざまな資料が展示してあった。一生に一度は訪ねておきたい場所だ。今、西丘小6年生は訪れた。

夏空に 平和祈りて 合唱す